MogileFSとPerlbalをインストールする

原和久(moonlinx)
2009-04-21 09:00:00
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MogileFSのインストール

 本連載「オープンソースソフトウェアでクリエイターを支援するmoonlinx」では、第3回「MogileFSで構築する高速スケーラブルな分散ファイルシステム」でMogileFSの概要を、第4回「PerlbalでMogileFSの更に高速化、効率化する」でMogileFS導入および活用時の問題点と、更なる高速化と効率化を実現するPerlbalについて説明しました。

 第5回となる今回は、いよいよMogileFSをインストールします。

mogileユーザー作成

 まずはtrackersの起動ユーザーを作成します。これは必須ではありませんが、trackersはスーパーユーザー権限では起動できないため、専用のユーザを作成します。

 また、MySQLにもMogileFS用のユーザを作成します。逆に、mogstoredはスーパーユーザー権限でなければ起動できません。

CPANから依存ファイルをインストール

 gcc、make、cpanなど、基本的な開発環境が必要です。これらがない場合は、第2回「openSUSEの管理ツール「YaST」で作業を効率化:moonlinxを支えるOSS」で紹介したzypperを参考にインストールしておくとよいでしょう。

 perl -MCPAN -e "install YAML"
 perl -MCPAN -e "install Sys::Syscall"
 perl -MCPAN -e "install IO::AIO"
 perl -MCPAN -e "install Net::Netmask"
 perl -MCPAN -e "install Perlbal"
 perl -MCPAN -e "install MogileFS::Client"
 perl -MCPAN -e "install Gearman::Server"
 perl -MCPAN -e "install Gearman::Client"
 perl -MCPAN -e "install Gearman::Client::Async"

SVNよりチェックアウト

 CPANだけでもMogileFSはインストールできてしまいますが、特に最新版を使いたい場合は、リポジトリからチェックアウトして個別にインストールします。

 mkdir -p /usr/local/src/mogilefs
 cd /usr/local/src/mogilefs
 svn co http://code.sixapart.com/svn/mogilefs/trunk/ ./

 次にMogielFSの主要コンポーネントのインストールします。mogilefsdとmogstredがインストールされます。

 cd server
 perl Makefile.PL
 make
 make install

 MogileFSの管理ツールをインストールします。

 cd utils
 perl Makefile.PL
 make
 make install

データベースのセットアップ

MySQLにmogileユーザーを作成した後、データベースの設定を行います。mogdbsetupを利用することにより、対話式でデータベースの設定を行うことができます。

 cd server
 ./mogdbsetup

 次にmogilefsのコンフファイル置き場を作成します。

 mkdir -p /etc/mogilefs/

コンフファイルの作成

 mogilefsd.confは、/server/conf/mogilefsd.confを参考に作成します。

 daemonize = 1
 db_dsn = DBI:mysql:mogilefs:host=exampledomain
 db_user = mogilefs
 # db_pass =
 conf_port = 7001
 listener_jobs = 10
 delete_jobs = 1
 replicate_jobs = 5
 mog_root = /mnt/mogilefs
 reaper_jobs = 1

 mogstored.confは、/server/conf/mogstored.confを参考に作成します。

 maxconns
 httplisten=exampledomain:7500
 mgmtlisten=exampledomain:7501
 docroot=/var/mogdata

 mogilefsdを起動します(rootでは起動できません)。

 su mogile
 mogilefsd
 exit

 続いてmogstoredを起動します。

 mogstored -d

 起動を確認します。

 mogadm check

ノードサーバを追加する

 mogadm host add exampledomain--port=7500

 deviceの登録と作成を行います。

 cd /var/mogdata
 mkdir -p dev1 dev2 dev3
 mogadm device add exampledomain 1
 mogadm device add exampledomain 2
 mogadm device add exampledomain 3

 登録したdevice、dev1〜3を認識。

 mogadm host mark exampledomain alive

ドメインとクラス、コピーを作成する数を設定

 mogadm domain add exampledomain
 mogadm class add exampledomain exampleclass --mindevcount=2

 以上でMofileFSのセットアップは終了です。次にPerlbalをインストールしてみましょう。

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