アプリケーションサーバ仮想化における10の疑問

山下竜大
2008-06-10 17:00:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

その他の要因

6)バックアップ

 アプリケーションサーバの仮想化環境におけるバックアップは、VMware Consolidatedなどのツールを利用することで対処することができる。

7)パッチマネージメント

 WebLogic Server Virtual Editionのパッチは、BEAが提供するSmartUpdateパッチ管理ツールで管理される。個別パッチはユニークなIDで識別され、SmartUpdateによってBEAサイトからダウンロードされる。個別パッチ同士の衝突などは、SmartUpdateが自動的に判別される。WebLogic Server Virtual Editionの一部であるBare MetalおよびJRockitも、このSmartUpdateによる利便性の恩恵を受けられるだろう。

WebLogic Server Virtual Editionに含まれるBare Metalは、デスクトップ環境を持っておらず、他のデスクトップ環境が必要とするようなパッチ更新の必要はない。

8)負荷分散装置

 負荷分散についても、WebLogic Serverで対応できるので影響は考えなくてよい。

ネイティブライブラリの利用

9)JDBCドライバ

 LiquidVMはJNI(Java Native Interface)をサポートしていないので、Type 2 JDBCドライバを使用することができない。Type 2 JDBCドライバを使用している既存のアプリケーションは、LiquidVM上に移植する前にすべてJavaで実装されたType 4ドライバに変更しておくことが必要になる。

10)WebSphere MQ連携

 WebSphere MQでは、共有メモリを呼び出すときにCのライブラリが必要なため共有メモリを利用するクライアントではなく、TCP/IPベースのクライアントを利用することが必要になる。

 このようにLiquidVMの管理も既存の管理手法を少し工夫することで対処することが可能。アプリケーションサーバ仮想化の導入における敷居をさげることができる。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]