FAQ:Herokuってなに?メリットは?

林田宏介 (アクセンチュア株式会社) 鉾之原宰 (アクセンチュア株式会社)
2012-06-20 15:57:00
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Q5:Herokuと一緒に検討すべきサービスは?

 Herokuはクラウドサービスの中でPaaS(Platform as a Service)に分類されます。他社が提供するPaaSには、Googleの「Google App Engine」、Microsoftの「Windows Azure」、Amazon Web Servicesの「AWS Elastic Beanstalk」などがあります。

 利用するサービスの選定には、稼働させるアプリケーションの特性にもよりますが、Windows AzureとAWSはVPN、またAWS Elastic Beanstalkは専用回線による接続をサポートしていることから、業務用途での利用に適していると言えるでしょう(Windows Azureはまだベータ提供かつクライアントベース)。

 一方で、Herokuは外部公開のアプリケーション構築や、外部ソーシャルサイトと連携したアプリケーション構築に向いたプラットフォームという位置づけになります。特にFacebookには専用プランが用意されているので、Facebookアプリケーションを容易に作成することができます。逆に既存の業務システムのクラウドへの移管にはあまり向いておらず、そのようなケースではBeansTalkを含むAWSの利用が向いています。

 今回はWebシステムを中心にHerokuの活用領域や特徴について記載しました。次回はバッチ処理やジョブの監視について記載します。

林田 宏介(はやしだ こうすけ)

アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部に所属。
アーキテクトとして様々な規模のシステム開発でインフラからアプリケーションアーキテクチャ、開発プロセスまでを手がけるテクニカルエキスパート。最近ではSalesforce.comからMicrosoft Azure、Amazon Web Serviceなどのクラウド プラットフォームを中心としたシステム開発に従事している。


鉾之原 宰(ほこのはら つかさ)

アクセンチュア株式会社 テクノロジー コンサルティング本部に所属。
Webアプリケーションを専門領域とし、特にHTMLやJavaScriptといったクライアントサイドのスペシャリスト。中小規模から大規模までのWebアプリケーションのシステム開発に携わり、アーキテクチャ設計から実装、パフォーマンスチューニングを手がける。

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