OSSのクラウド基盤「Eucalyptus」を使う(6)--VM実行環境の設定とCentOSでのイメージ作成

箕浦真(VA Linux Systems Japan)
2009-07-21 10:45:01
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 最後にカーネルパッケージをインストールします。

code04 コマンドの入力例(赤字の部分をコマンドとして入力する)

 途中/sys/blockがない旨のエラーが出ますが、ここでは無視して構いません(*3)。

 できた「boot/vmlinuz-<バージョン>」はそのままコピーします。また「boot/initrd-<バージョン>.img」は、編集して利用します。具体的には、Xenのフロントエンドドライバを読み込むようにします。

code05 コマンドの入力例(赤字の部分をコマンドとして入力する)

 AmazonのEC2 AMI Toolsもインストールしてあげるのが、管理者として親切かもしれません。

code06 コマンドの入力例(赤字の部分をコマンドとして入力する)

 ec2-ami-toolsに署名がないため、--nogpgcheckを付けています。この結果、同時にインストールされるAMI Toolsの依存パッケージの署名確認も省略しますので注意してください。

 以上で、/var/tmpにファイルシステムイメージ、カーネル、initrdができたと思います。この後は、adminユーザのeucarcを読み込ませた状態で作業します。またroot権限は不要です。EC2のAMI Toolsを使って3つのイメージをbundleとし、それぞれをWalrusにアップロードします。

code07 コマンドの入力例(赤字の部分をコマンドとして入力する)

 最後のec2-registerの結果出てきたEKI ID(ここでは「eki-037214DA」)はメモしておきます(ec2-describe-imagesでも表示できます)。

(*3)initrdを作成する際には、一般に実行中の環境を参照しますが、今は実際に動作させる環境ではありませんので、仮にsysfsを/tmp/target/sysにmountしておいても、Eucalyptus環境で実行可能なinitrdはできません。

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