2010年の重要トピックは?--開発トレンドを占う

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2010-01-26 07:00:00
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 2010年がやってきた。年末には2009年を振り返ったが、今回は2010年のソフトウェア開発業界で重要になるトピックについて、私の考えとアイデアをまとめてみたい。

.NET 4およびVisual Studio 2010

 2010年に予定されている重大事件の1つに、.NET 4とVisual Studio 2010のリリースが挙げられる。私は以下のような理由で、これが前回の.NET 3.XとVisual Studio 2008のリリースよりも革命的なものになるとを期待している。

  • .NET 3.Xの機能の多くについて不完全にしかサポートされなかったVisual Studio 2008とは違い、Visual Studio 2010では、.NETのすべてが完全かつ適切にサポートされる。
  • .NET 4ではようやくC#とVB.NETがほぼ同じ特性を持つようになる。新たなC#ではOfficeとのやりとりはずっと簡単になるし、VB.NETではラムダ式を上手に扱えるようになる。このどちらも、本当に重要な機能だ。
  • F#が.NETエコシステムの完全なメンバーとなり、関数型プログラミングを多くの人が使えるようになる。
  • ASP.NET MVCが初めから使えるようになる。Web Platform Installerも同様だ。

クラウドコンピューティング

 私はクラウドコンピューティングには疑念を持っているが、このブログの読者の多くもそうだろう。われわれは、どんなことが懸念材料になっているかを理解している(その多くは完全に解決できるものではない)。例えば、セキュリティ、プライバシー、社内システムと統合した場合のネットワーク遅延、「ベンダーは言っている通りにやっているのか?」、といったことだ。その一方で、一部のクラウドコンピューティングベンダー(例えばAmazon Web Services)は確かな評判を築いており、開発者はクラウドコンピューティングが多くのシナリオで、潜在的あるいは実際のリスクを踏まえても合理的だと考えている。

 2010年にはより多くの開発者がクラウドコンピューティングを使うようになるだろう。使う必要がない人も、クラウドコンピューティングに馴染んでおけば、上司が尋ねてきたときに賢く見える。

Ruby、Scala、Groovy、Python、その他のプログラミング言語

 2009年には、数多くのこれまで主流でなかった言語が、ニッチな分野以外のところで使われ始めた。多くの企業がそれらの言語の価値命題を認め始めているだけでなく、1年か2年前に比べて、それらのプログラミング言語を使うことのリスクもあまり大きくないと見られるようになりつつある。これらのプログラミング言語の多くについては、フルタイムの雇用や臨時雇用を見つけることはまだ難しいかも知れないが、コンサルタントが生活を立てたり、開発者がいくつかのプロジェクトでそれらの言語を使ったりする余地は十分にある。これは大きなことであり、私はこれらの言語がさらに大きな影響を与えるものになっていくことを期待している。

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