技術資料を2万ページ翻訳、今年は問題解決に焦点:開発者を支援するMS

冨田秀継(編集部)
2009-03-09 17:38:01
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要望強いSilverlight(RIA)とWindows Azure(クラウド)

 ユーザーからの要望を考慮して翻訳ドキュメントを決めている話す大場氏は、最近特に望まれている製品として「Silverlight」を挙げている。

 SilverlightはMicrosoft謹製のRIAプラットフォームとして表舞台に登場した製品。当初は一般向けにウェブサイトを運営する企業や、低コストでの動画配信を目指すメディア企業などが注目していたが、大場氏によれば、現在は企業内アプリケーションのプラットフォームとしての引き合いが強いという。

 また、先進的な技術分野という点ではSilverlightのRIAに引けを取らないのが、「Windows Azure」のクラウドコンピューティングだ。大場氏は、「Windows Azureの技術情報に対する要望も非常に多い」と語っており、今後はクラウドに関する技術文書も拡充したい考えを示している。

Project UX、バーチャルラボ、スキルチャージプログラム――

 スキルアップ支援としては、クライアント側のRIAにフォーカスした「PROJECT UX」に取り組んでいる。

 UXとは「User eXperience」の略。一般的には、アプリケショーンやサービスはGUIや新機能など個々のパーツにこだわるのではなく、ユーザーの体験を中心に設計されるべき、という考えだ。

 マイクロソフトは昨年9月から同社RIA製品のSilverlight、WPFを中心に、Internet Explorer 8やWindowsも巻き込んで、「PROJECT UX」に取り組んでいる。昨年9月から現在までに、1万8000人が登録しているそうだ。

 また、マイクロソフト製品を使いたいが環境を用意できないという技術者向けに、バーチャルラボも提供している。マイクロソフトが用意する仮想サーバに接続して、実際に製品を利用できるサービスだ。

 ITプロフェッショナル向けのTechNetのバーチャルラボでは、Windows Server 2008やMicrosoft Office SharePoint Server 2007、System Center Operations Manager 2007などを用意。開発者向けのMSDN バーチャルラボでは、Visual Studio 2008、SQL Server 2005などを提供している。

 また、オフラインでのスキルアップ支援も展開しており、「スキルチャージプログラム」は現在、第3弾を「考え中」だ。

 考え中とはいえ、開発者にとって有用な企画が随時掲載されており、現在は技術書籍のプレゼント企画、マイクロソフト認定技術者(MCP)試験の無料受験チケットのプレゼント、期間限定ではあるがスキルチャージプログラム - UX版を展開中だ。

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