テスト環境の構築に使用できる仮想ツールにはどのようなものがあるのか?

文:Scott Lowe(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-06-25 08:00:00
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Sun

 本記事では、利用可能な仮想化プラットフォームをすべて挙げるようなことはしないつもりであるが、SunがInnotekの買収によって手に入れたVirtualBoxに触れないわけにはいかないだろう。VirtualBoxは、ホストOSやゲストOSのいずれでもWindowsやLinuxを選択でき、Mac OS Xのサポートも計画しているという点を含め、VMware Workstationと同レベルの優れた機能を数多く提供している。そのうえVMware Workstationとは異なり、VirtualBoxは非商用目的であれば無償で使用することができる。また、VirtualBoxはVMware WorkstationのようなUSBパススルーもサポートしている。さらに、VirtualBoxはゲストアプリケーションのウィンドウをホスト環境にシームレスに統合するという機能をもサポートしている。そして、VirtualBoxは32ビットと64ビット双方のホストをサポートしている。ただし、64ビットのゲスト仮想マシンはサポートしていない。

Parallels

 Parallelsは仮想化市場における比較的新しい製品の1つである。Parallels WorkstationはLinuxやWindowsホスト上で稼働するものの、64ビットホスト上での稼働はサポートしておらず、Linuxや64ビットゲストもサポートしていない。このため、現時点では本格的なテストに最適であるとは言えないものの、同社は64ビットへのサポートと、Linuxに対するサポートの強化を表明している。

Xen

 Xenについては別の記事で採り上げ、詳しく説明する予定である。Xenは非常に一般的であるものの、Xenに対応したホストOSでしか使用できず、WindowsはXenに対応していないのだ。とは言うものの、プロセッサがVT対応製品である場合には、ゲストOSとしてのWindowsがサポートされている。

まとめ

 さまざまなホストおよびゲストをサポートしている製品で一般的なテストを行いたいという場合、今のところはVMware WorkstationかVMware Server 2.0のベータ版を選択することになるだろう。あなたのニーズがよりシンプルなものである場合には、他のどの製品でも目的を達成できると言ってもよいはずだ。つまりここでのポイントは、仮想化ソフトウェア市場における選択肢が非常に多岐に渡っているということなのだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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