多難な1年・・・:2008年のプログラミング業界徹底予想

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-01-28 08:00:00
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 私は2006年のブログ投稿において、当時の新しいアイデアの多くに用いられていた宣伝文句を現実的かつ良識ある視点から捉え直そうとすることを主な目的としていた(この取り組みは失敗に終わった)。例えば、ユーザビリティ理論について考察したり、主流のプログラミングは極めて凡庸なものであるということを明らかにしたりしていたわけだ。また、2007年にはメインテーマを教育、マルチスレッド、そして関数プログラミングに置いていた。そして2008年になって今度は、クライアント/サーバという従来のデスクトップコンピューティングの凋落(終焉ではなく、あくまでも凋落だ)という予想を立てたので、それについて検証してみたい。

 まずは、この予想を立てるに至るまでに私が書いた関連記事のいくつかを以下に挙げておきたい。

  • コンピューティングの歴史における動かし難い事実についての記事(英語記事)。こういった事実は、Gordon Bell氏(私よりもずっと賢い人物)によって確固たるかたちとして導き出されたものであり、私が思うに、われわれを待ち受ける未来についての妥当かつ現実味のある予測となっている。そして、「データ」と「ひと」との間の断絶(英語記事)がいまだに深まり続けていることが、この予測に寄与することになるだろうと私は考えている。
  • デスクトップハードウェア開発における現在のトレンドは、主流となっているプログラミング技術とはかけ離れているということについての記事(英語記事)。
  • プログラミング業界に迫る本質的な危機についての記事(英語記事)。私はこういった危機を洗い出して以来、1年半の間にさまざまなことを学んだ。大半のユーザーは、ちょっとしたマウス操作やテキスト操作を行うものの、ほとんどすべてのコンテンツを「読むだけのもの」として捉えており、彼らのテキスト処理に対するニーズは極めて簡単なレベル(電子メールやインスタントメッセージ、オンラインショップの決済システムにおけるフォーム入力など)に留まっている。言い換えれば、大半のユーザーは典型的なコンピューティング作業を携帯電話やスマートフォンで行うことができるということである。
  • プログラミングの際にわれわれが使用する既存規格の多くは優れたものとは言えないという記事(英文記事)。こういった規格は、世の中がもっと単純だった頃に策定されたものなのだ。規格に関する詳細な話については、別の記事で記述したい。
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