SunのMySQL買収:Oracle DB/PostgreSQLのサポートは?

大野晋一(編集部) 後藤大地(オングス)
2008-01-17 21:43:01
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 Sun Microsystemsは16日(米国時間)、MySQLを10億ドルで買収することについて合意に達したと発表した。データベース市場への参入とエンタープライズオープンソース市場において存在感を強める狙いがある。

 SunはすでにGlassfishなど自社製品をオープンソースソフトウェアとして公開している。また、OpenOffice.orgやNetBeans IDEなど買収によって手に入れたオープンソースソフトウェアも多い。同社のこうした過去を振り返ればMySQLの買収は意外なことではない。

 もっとも、SunはMySQLのライバルともいえるPostgreSQLに対して熱心だった。今回の買収によってPostgreSQLに対する取り組みにどういった影響がでるのかは気になるところ。また、Oracle Databaseも同様だ。

 SunはPostgreSQLのコアチームメンバーであるJosh Berkus氏を雇用している。Berkus氏は今回の買収について自身のブログでコメント、MySQLやOracleのサポートを継続することや自身はSunで働き続ける一方でMySQLに関わるつもりはないことなどを明らかにしている。

 特に前者については、「データベースの世界ではひとつの解が全ての問題に最適とは限らない」とし、「SunはMySQLやOracleのNo.1ベンダになりたいのではない。SunがなりたいのはNo.1のデータセンターベンダだ」と補足している。

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