MSが「Azure DevOps」発表--「Visual Studio Team Services」をリブランド

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部
2018-09-11 11:56:00
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 Microsoftが米国時間6月4日にGitHubの買収を発表して以来、「Visual Studio Team Services(VSTS)」の行方が憶測されていたが、その答えが明らかになった。Microsoftは、VSTSを「Azure DevOps」サービスの一部として「進化させる」という。

 VSTSはコードの開発と実装の協業向けに、Microsoftが提供しているサービスだ。ソースコード管理のためのGitレポジトリ、ビルドとリリース管理のサポート、作業の計画と追跡のツール、テストツールが含まれるほか、「Slack」や「Trello」などの関連サービスの拡張機能に対応している。

 Microsoftが9月10日に公開したAzure DevOpsの計画によると、今後数カ月かけて既存のVSTSユーザーをAzure DevOpsに移行するという。オンプレミスの「Team Foundation Server(TFS)」のユーザーは、TFSの次期版から「Azure DevOps Server」を利用することになる。TFSユーザーは今後、Azure DevOpsの機能に基づくアップデートを受け取る。

 Microsoftは2017年に、Azure DevOpsブランドの最初のサービスとなる「Azure DevOps Projects」のプレビューを発表した。このサービスは、開発者が「Azure App Service」をベースにアプリを立ち上げ、引き続き「Azure」ポータルからアプリを一目で管理できるようにする。

 Microsoftは、多数のVSTSサービスの切り分けとリブランディングを行い、Azure DevOpsファミリを構築している。これらのサービスは、パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方に対応しているので、ユーザーは自社データセンターでも運用できる。

 同社が発表したAzure DevOpsファミリには、あらゆる言語、プラットフォーム、クラウドに対応した CI/CD (継続的インテグレーション/継続的デリバリ)を使用して、ビルド、テスト、デプロイできる「Azure Pipelines」、かんばんボード、バックログ、チームダッシュボード、レポートを使用して作業を追跡する「Azure Boards」、パブリックおよびプライベートのソースから「Maven」「npm」「NuGet」 パッケージを作成して共有する「Azure Artifacts」、クラウドでホストされたプライベートのGitレポジトリである「Azure Repos」、計画された探索的テストソリューションの「Azure Test Plans」がある。

 一方、VSTSは現在、CI/CD、ボード、パッケージ管理、Git統合、テストのほか、協業や管理向けのサービスから成る。

 MicrosoftはGitHubを買収する計画を発表した際に、同社のブログへの投稿で、GitHubの買収がVSTSを捨て去るようなことを意味していない旨を伝えていた。

 Microsoftは、Azure Pipelinesがオープンソースプロジェクトに無償で10個の並列ジョブをCI/CDの時間制限なしで実行できるようにするとしている。またAzure DevOpsサービスも、ユーザー5人までのチームは無償で利用できる。それ以上は、チームの人数によって異なり、10人の場合は月額30ドルとなる。Azure DevOpsの利用料金の詳細はサイトで確認できる。

Microsoft
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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