ネクサウェブ、既存アプリをHTML5アプリに変換するソフト--マルチデバイスに対応

森英幸
2015-08-06 15:46:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本ネクサウェブは既存のアプリケーションをマルチデバイス対応のHTML5アプリケーションに変換する「XGEN」シリーズを7月から提供している。

 提供されているのは、「XGEN-VB」「XGEN-WEB」「XGEN-SAP」の3つ。それぞれ、既存のVisual Basicアプリケーション、ウェブアプリケーション、SAPアプリケーションを同社のウェブアプリケーション開発・運用環境「nexacro」プラットフォームで動作するアプリケーションに変換、実行する。

 nexacroは、ブラウザの挙動の違いなどの環境差異をプラットフォーム側で吸収するため、1つのソースコードでマルチデバイス、マルチOS、マルチブラウザに対応することが可能。新しいデバイス、OSやブラウザのバージョンアップにもプラットフォーム側で追従するため、アプリケーションをnexacro向けに変換することで、運用や保守を簡素化し、コストを削減できるという。

  • XGEN-VB:Visual BasicのソースコードをHTML5コードに変換する。Bisual Basicで開発されたクライアント/サーバ(C/S)型の2層システムを、現代的なウェブ3層システムにモダナイゼーションできる(ビジネスロジックはJavaScriptに変換)。変換は独自開発のコンバータで行うが、変換後の調整作業などを含めたサービスとして提供する。価格はプロジェクト規模による個別見積もり
  • XGEN-WEB:既存のウェブアプリケーションが出力するHTMLコードを抽出、分析してHTML5コードに変換する。例えば、Internet Explorerを前提に開発された古いウェブアプリケーションをモバイル対応するようなケースで利用できる。既存のアプリケーションに一切手を加えずにマルチデバイス対応が図れるため、開発期間の短縮、開発コスト削減が実現できる。クラウドとオンプレミスの2つの形態で提供する。ライセンス価格は149万円~
  • 永井一美氏
    日本ネクサウェブ COO 永井一美氏
  • XGEN-SAP:PC用に開発されたSAP ERPのクライアントアプリケーションのコードをHTML5コードに変換する。SAP開発に関する専門知識やスキルを必要とせず、コーディングレスでマルチデバイス対応のウェブアプリケーションを開発できる。ライセンス価格は65万円~

 会見で日本ネクサウェブ最高執行責任者(COO)の永井一美氏は、「特定の稼働環境を前提に開発された企業システムは、流動性の欠如した“オープンレガシー”と呼べる存在になっている。XGENシリーズを使ってnexacroプラットフォームにアプリケーションを移行することで、既存資産を活用しつつ、流動性を取り戻し、さらにアプリケーションのアンチエイジングが可能になる」と発言。企業は、ITの維持管理コストを削減し、新たなIT投資が可能になると説明した。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]