OSごとの開発者のニーズを吸収--FireMonkeyはプラットフォームを目指す

杉山貴章(オングス)
2011-10-13 17:06:00
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 時期についてはまだ確定していません。しかしすでにロードマップには含まれており、それもかなり高い優先度で開発が進められています。DelphiおよびC++Builderの次のリリースではAndroidもサポートされるでしょう。

 iOSのサポートが一足早く実現できた理由は、Free PascalがiOSをサポートしているため、コードの大部分を再利用できたからです。ですから現時点では、DelphiやC++Builderとは別にFree Pascalも必要です。しかし次世代のiOS向けのリリースでは、Free Pacalではない独自のコンパイラを使うようになる予定です。

--最後に、Davidさんご自身のことについて質問させてください。ソフトウェア開発に携わって40年、様々な変革があったことかと思いますが、その中で新しい技術を身につけ、モチベーションを維持するために心掛けてきたことはありますか。

 日頃から自分に言い聞かせているのは「プログラミングは難しい」ということです。常にいろいろな要素が変わっていきます。その複雑性をカバーするために優れたツールが必要だという信念でやってきました。

 新しい優れた技術が次々と登場しますが、何と何をつなげばいいのかは簡単には分からないわけです。ですから、その新しい技術を利用するためのAPIやインタフェースを提供することに努めてきました。

 プログラマーとして大切なのは、常にコードを読み、常にコードを書き続けることです。プログラミングはコーヒーショップの片隅でもできますし、業界標準の豊富なインターフェースを利用することもできます。特定のベンダーによる囲い込みの時代は過ぎて、今日はインフラもデータベースも、みんなオープンなインターフェースを持っています。自由に使える要素がたくさんあるんです。

 何をどう使ったらいいか、最初はみんな分かりません。誰も知らないんです。だから常にコードを書き続けることが大事です。私自身、今でもできるだけ毎日プログラミングをするように心掛けています。

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