アトラシアン、企業向けWikiの最新版「Confluence 4」

岩本有平 (編集部)
2011-10-11 11:45:00
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 バグトラッキングシステム「JIRA」などを提供する豪Atlassianが、エンタープライズ向けWikiソフトの最新版となる「Confluence 4」の提供を開始した。

 Confluenceは現在世界で1万2000以上の組織が利用するエンタープライズ向けのWikiソフト。権限管理機能やブログ機能、ファイルのアップロード機能などを備えており、イントラネットでの利用からファイル共有、ナレッジマネジメント、ディスカッションなどに利用されている。「Wikiベースのコラボレーションツール。ただ、(他の)Wikiの範ちゅうを超えている製品」(Atlassian ビジネスデベロップメントスペシャリストの大澤俊介氏)


Atlassian ビジネスデベロップメントスペシャリストの大澤俊介氏

 最新版では、Wikiマークアップ記法のエディタとWYSIWYG形式のエディタを統合。マークアップ記法で書いた書式を即座に適用する「オートフォーマット」機能をはじめ、Twitterのように冒頭にアットマークをつけてユーザー名を指定することで、コンテンツについて知らせる「@メンション」機能、リッチコンテンツを容易に挿入できる「オートコンプリート」機能などを実装。さらにドラッグアンドドロップやコピーアンドペーストを使ったファイルの添付や埋め込みなどを実現。表については、縦横でセル結合も可能となった。「新しいユーザーでもワープロさえ使えれば(Confluenceを)使える。一方でパワーユーザーも満足させるエディタになった」(大澤氏)

 ホスティング版とオンプレミス版の2種類をラインアップ。価格は、10ユーザーまでであれば1000円で、利用料については、全額を寄付に回すという。11ユーザー以上100ユーザーまでは32万円。以降ユーザー数により段階的に料金を設定しているが、2001ユーザー以上の場合は168万円で無制限に利用できる。ライセンスは買い切りで、2年目以降はメンテナンスライセンスとして、初年度の50%の金額がかかる(10ユーザーまでの場合は1000円)。また、学術機関での利用は半額。非営利団体やオープンソースソフトウェアプロジェクトなどでは無料で利用できる。30日間無料ですべての機能を利用できる評価版も提供する。

 アトラシアンはまた、10月7日にSourceTreeの買収も発表している。SourceTreeは分散バージョン管理システムのGitとMercurialのリポジトリを管理するMac用クライアント「SourceTree」を提供する企業。アトラシアンでは今回の買収に伴い、期間限定でSourceTreeを無料で提供する。Mac App StoreおよびSourceTreeウェブサイトからダウンロード可能だ。

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