スマートフォンをも視野に入れたDelphiの現在--エンバカデロ幹部に聞く

海上忍
2010-07-05 15:55:04
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 リッチなGUIを作成できるPascal派生のオブジェクト指向言語――そんな風にDelphiが語られたのは、すでに過去の話だ。現在のDelphiは、Microsoft .NETとの互換性を持つC#スーパーセットの開発環境「Delphi Prism」として生まれ変わり、開発元もCodeGearからEmbarcadero Technologiesとなっている。

 しかし一方では、変わらないこともある。今回、Delphiの現在と今後の方向性について、Embarcadero Technologies アジア太平洋地域・日本担当シニアディレクター、Malcolm Groves氏に話を聞いた。

EmbarcaderoによるCodeGearの買収から2年が経過しましたが、どのような変化がありましたか?

Malcolm Groves氏 Malcolm Groves氏

 ご想像の通り、いろいろな変化が起こりました。EmbarcaderoとCodeGearはまったく異なるタイプの会社で、フォーカスの分野がまったく違っていました。上場企業(の一部門)が非公開企業に買収されたということもあります。

 しかし、買収当初はEmbarcaderoの戦略的事業分野ではなかった旧CodeGearの事業分野が、買収後にはコア事業の一部として存在しています。

 Delphiにしても、いろいろな変化が現れています。たとえば開発者の数は、CodeGearのときに比べ2倍に増えています。2年間の間に倍増したということですから、変化は製品にも現れているはずです。

 Delphi以外の製品についても、ポートフォリオが適切なものに変化しました。CodeGear時代のユーザーにとって有用なものになっていると思います。Embarcaderoという企業の一部となり、データベース分野の先進技術を、DelphiやC++ Builderに生かすことができたと考えています。

先日リリースされた「Delphi Prism 2011」について、主要な変更点を教えてください

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