「Fink」を使った、Macへのオープンソースソフトウェアのインストール

文:Vincent Danen(TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2010-03-24 07:00:00
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 残念なことに、coreutilsパッケージにはちょっとしたクセがある。バイナリは/sw/bin/ではなく/sw/lib/coreutils/bin/にインストールされるのだ。あなたがBSD系のコマンドではなくGNU系のコマンドを使いたいという、筆者と同じ感性を持ち合わせているのであれば、以下の簡単なコマンドを実行するのがよいだろう。

$ cd /sw/bin/

$ for x in $(/bin/ls ../lib/coreutils/bin); do sudo /bin/ln -s $x .; done

 上記のコマンドを実行することで、coreutilsの全バイナリに対するシンボリックリンクが/sw/bin/中に作成される。ただし、(md5sumなどの)いくつかのバイナリは/sw/bin/中に既に存在しているため、そういったファイルに対するシンボリックリンクの作成時にはエラーメッセージが出力されるはずだ。

 最後に、Finkを用いてソフトウェアをインストールする際に有益なコマンドを挙げておきたい。

  • dpkg -S [ファイル]:[ファイル]が所属するパッケージを見つける。
  • dpkg -l:インストールされているすべてのパッケージを一覧で表示する。
  • fink remove [パッケージ]: [パッケージ]をアンインストールする。
  • fink apropos [文字列]:パッケージ名に[文字列]が含まれているすべてのパッケージを一覧で表示する。

 Finkは素晴らしい。Finkを使うことで、最新のSubversionやGit、テキストエディタJoeをインストールしたり、さらにはApache WebサーバにPHPモジュールを組み込むこともできるようになる。そのコマンドインターフェースは非常に簡単に使用できるうえに、独立したディレクトリ(/sw)以外は使用しないようになっているという点もありがたい。何かおかしなことになってしまっても、/swディレクトリを削除し、最初からやり直すだけで済むわけだ。また、Finkは自分の感性に合っていないため、不要だと判断した際には、該当ディレクトリを削除するだけで、(~/.profileといったいくつかのシェル起動スクリプトを除けば)設定の変更を行わずともアンインストールできるのである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2010-03-28 07:40:01
dpkg -l:インストールされているすべてのパッケージを一覧で表示する。

dpkg でもいいですが、 fink list -i の方がおすすめです。
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