UNIXのファイル権限を理解する--基本を押さえてセキュリティ向上に役立てる

文:Chad Perrin (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-11-24 07:00:00
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ファイルレベルのセキュリティ管理

 あなたがUNIX OS、あるいはUNIXライクなOSを使用しているのであれば、少なくとも本記事で紹介している、ファイルレベルのセキュリティ管理における基本を理解しておくべきだろう。ファイル権限の管理を理解できていない場合、いつか問題を引き起こしてしまうおそれがあるのだ。UNIXシステムにおいて、ファイルレベルの基本的なセキュリティを向上させるための重要な鍵は、システムの機能を損なうことなく、かつあなたが必要とするファイルへのアクセスが妨げられないレベルで権限を可能な限り制限しておくことにある。

 たいていの場合、ユーザーのホームディレクトリ(例えば、先ほどの例で挙げたjonというアカウントとrootの場合、FreeBSDシステムでは前者は/usr/home/jon/、後者は/root/となり、Linuxベースのシステムでは前者は/home/jon/、後者は/root/となる)の外にあるファイルの権限は、あなたが自身のやっていることをしっかり理解していないのであればデフォルトのままにしておくべきである。

 ユーザーのホームディレクトリ内にあるデータファイル(例えばテキストファイルやワープロソフトの文書ファイルなど)のほとんどは、該当所有者の権限をrw-(2進数の110、8進数の6)に、グループおよびその他の権限を---(2進数の000、8進数の0)にしておくべきである。一方、ホームディレクトリ内にあるサブディレクトリは、たいていの場合、該当所有者の権限をrwx(2進数の111、8進数の7)に、グループおよびその他の権限を---(2進数の000、8進数の0)にしておくべきである。こういったことは、他のユーザーから、あるいはシステム上の他のアカウントに侵入したり、新たなアカウントを作成した悪意を持ったセキュリティクラッカーからプライバシーを守りたい場合に特に重要となる。

 UNIXにおけるファイル権限の有効な利用方法を学ぶことで、UNIXのセキュリティについての学習の第1歩を踏み出したことになる。ファイル権限の安全な利用術を身に付けていない場合、UNIXが他のOSに比べて特に優れている、権限の分離(関連英文記事)というセキュリティ面のメリットを台無しにしてしまうことになる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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