FreeBSD上で安全にソフトウェアをアップデート--注意点とその手順

文:Chad Perrin (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-11-16 11:19:01
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 時々、旧バージョンが存在しているためにポートがアップグレードされないということもある。こういったことはたいてい、/usr/ports/UPDATINGで指示されていたことを実行し忘れている場合に発生するものの、アップグレードの具体的な指示をすべて実行した後にも発生する場合がある。その際には、該当ポートをアンインストールした後、再インストールしてみることができるというエラーが表示される場合もある。このため例えば、Firefox 3.5ポートが対象となっている場合、以下のようなコマンドを実行することになる。

cd /usr/ports/www/firefox35
make deinstall
make reinstall

 しかし、何らかの問題が発生した場合に備え、/var/db/pkg/firefox-3.5.4,1/+CONTENTS中に記載されているファイルをどこかにバックアップしておき、後で復元できるようにしておくことをお勧めする。こうしておくことで、「make deinstall」が行えたものの、何らかの理由で「make reinstall」が行えないという場合であっても、以前に動作していたFirefox 3.5に戻せることになる。

 こういった例として、2009年9月にリリースされたPerlインタープリタのアップデートを見てみることにしよう。これはPerlというプログラミング言語を実行するためのインタープリタであり、ほとんどのLinuxディストリビューションやBSD UNIXシステムは、数多くの基本ユーティリティをこの言語によって記述しているため、Perlインタープリタに対する変更は大きな厄介ごとを引き起こす可能性がある。何らかのユーティリティが、最新のアップデートで変更されたPerlインタープリタの動作仕様に何らかの前提を置いている場合、そのユーティリティは動作しなくなるわけである。

 /usr/ports/UPDATINGファイルには、この9月にリリースされたPerlアップデートに関する解説も記載されている。

20090911:
  AFFECTS: users of lang/perl5.10
  AUTHOR: [email address removed]

  lang/perl5.10 has been updated to 5.10.1.  You should update everything
  that depends on perl.  The easiest way to do that is to use
  "perl-after-upgrade" script supplied with lang/perl5.10.  Please see its
  manual page for details.

  If you want switch to lang/perl5.10 from lang/perl5.8 please follow
  instructions in the entry 20090328 in this file.
20090911:
 影響範囲:lang/perl5.10のユーザー
 作者:[電子メールアドレス部分は削除している]

 lang/perl5.10は5.10.1へとアップデートされた。このため、perlに依存するすべてのものをアップデートするべきである。これを行う最も簡単な方法は、lang/perl5.10とともに提供されている"perl-after-upgrade"スクリプトを使用することである。詳細についてはそのマニュアルページを参照されたい。

 lang/perl5.8からlang/perl5.10に変更する場合、このファイルの20090328というエントリの指示に従ってほしい。

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