「Windows 7」vs「Ubuntu 9.10」-- 図解比較ガイド

文:Alan Stevens(ZDNet UK) 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-11-04 12:18:01
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 企業のITマネジャーはここ3年ばかりWindows Vistaに手を焼いていたが、最近はデータセンターのサーバだけでなくデスクトップでもLinuxを採用し始めている。しかし、まだLinuxを選ぶのは少数派であることも確かだ。また、Windows 7が発表されたことでLinuxの進歩は足踏み状態になるかもしれない。Windows 7は今もなおXPを稼働させている人たちにとって理にかなったアップグレード先として広く認知されている。

 Windows 7が実際にデスクトップ市場でLinuxの成長を押しとどめることになるかどうかはまだわからない。この記事では、この2つのプラットフォームの戦いがどういう状況にあるかを示すため、簡単な図解ガイドを用意した。ここでは、Windows 7と、世界的に見てもっとも人気のあるディストリビューションであるUbuntu 9.10(別名Karmic Koala)を、主要なビジネス用途の機能について視覚的に比較している。

使い始める

Ubuntuのインストール
Ubuntu Linuxは無償で入手できる。試用は、ハードディスクにインストールすることなくCDから行うことができる。

Windows 7のインストール
Windows XPからWindows 7への直接アップグレードはないが、それでもXPからUbuntuに移行するよりは簡単だ。

 ハードウェアサポートの状況はおおむね同じで、Windows 7もUbuntu 9.10も32ビット、64ビットのバージョンを備えている。しかし、Windows 7のライセンスは有償であるのに対し、Ubuntuはオープンソースで無償だ。Vistaユーザーは直接Windows 7にアップグレードすることができる。また、XPのデスクトップからの移行には、便利なツールが用意されている。しかし、WindowsからUbuntuに移行する場合は、大抵の場合ゼロから始める必要がある。

 Windows 7は新品PCにプレインストールされた状態で入手できる。他方、Ubuntuはハードディスクに何らインストールすることなくCDから試しに使ってみることができる。大規模展開用のツールは、どちらのOSにおいても入手可能だ。

デスクトップ環境

Ubuntuのデスクトップ
Ubuntu 9.10のデフォルト環境であるGNOMEデスクトップはシンプルで使いやすく、必要なら凝った視覚効果も使える。

Windows 7のデスクトップ
Windows 7で刷新されたタスクバーは目を引くが、ビジネスユーザーは他の機能に関心を持つかもしれない。

 Windows 7の重要な機能に、マルチタッチディスプレイのサポートと刷新されたタスクバーがある。しかしビジネス用途で購入する場合には、これらの機能はさまざまな信頼性やセキュリティ機能の拡充ほどは重視されないだろう。Ubuntu 9.10に実装されているGNOMEのデスクトップは、ユーザーの好み次第では凝った視覚効果も使えるとはいえ、Windows 7にくらべると簡単なものだ。Ubuntuの最新リリース版には「リミックス」と呼ばれる機能も搭載されている。この機能は画面サイズが小さく処理能力も劣るネットブック用のものだ。

 アップグレードを検討している企業は、Windows 7に移行するにしてもUbuntu 9.10デスクトップ版に移行するにしても、何がどこにあってどう機能するのかをXPユーザーが習得するには一定の時間がかかるという結論に達するだろう。

  • コメント(1件)
#1 anonymous   2009-11-15 22:19:17
WindowsとUbuntuの両方を使っていうものとして、本記事の上にはPRというマークが付いても良いのでは無いかと思える。勿論某ソフトメーカーのPRである
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