Linuxで使えるWebベースのツール10選

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2009-04-20 08:00:00
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#3:Nolapro

 「Nolapro」はオープンソースではないものの、筆者が使ったことのあるLinuxベースの会計およびPOSソリューションとしては最も優れたものの1つである。Nolaproもまたモジュール化されており、発注管理や総勘定元帳、ショッピングカート、在庫追跡、買掛金、給与支払、BtoB、売掛金、POSなどが用意されている。Nolaproのインストールは簡単であるが、使い方については必ずしも簡単とは言えない。もちろん、この手のシステムの学習曲線は、どれも多かれ少かれきついものがある。ソフトウェア自体は無償であるものの、印刷されたマニュアルの購入をお勧めする。

 このシステムは非常に多くのタスクをこなせるようになっているため、スタッフを迅速に教育するためにもマニュアルを用意しておくことが鍵となるだろう。さまざまなところにNolaproを導入してきた筆者の経験から言っても、これは素晴らしいソリューションである。NolaproのPOSシステムはどちらかといえば小規模企業向けとなっている(ただしキャッシュレジスタのハードウェアはついていない)ものの、その他のシステムは本当に堅牢であり、どのような規模の企業にも対応できるはずである。

#4:eGroupWare

 Exchangeサーバの代替となる堅牢なグループウェアスイートを探しているのであれば、「eGroupWare」がぴったりかもしれない。eGroupWareはカレンダーやグループスケジューリング、通知/アラーム、電子メール(IMAPのみ)、InfoLog、連絡先、プロジェクト管理、バグ/インシデント追跡、勤務時間、SyncMLのサポート、SiteMgrやJiNNのサポートを備えた完全なソリューションである。

 eGroupWareのインストールは簡単ではない(インストールは、バイナリのパッケージからではなくソースから行うようにしてほしい)ものの、いったんインストールしてしまえば、「こんなに素晴らしいシステムが無料だなんて?」と思うようになるはずである。eGroupWareはエンタープライズにも対応可能であり、オープンソース(GPLライセンス)であり、Exchange Serverを置き換えることのできる、Webインターフェースを備えたクロスプラットフォームソフトウェアである。筆者もeGroupWareを導入し、素晴らしい成果を挙げた経験がある。ユーザーに対して、Webインターフェース経由でカレンダーや電子メールにアクセスさせたくないというのであれば、KontactやEvolution、Outlookといったグループウェアクライアントを用いてeGroupWareに接続することも可能である。

#5:Joomla!

 「Joomla!」もコンテンツ管理システムであり、世界中で広く利用されている他のシステムと同様に高い柔軟性を持っている。また、Joomla!は国連や、MTVのQuizilla、LA Weekly、IHOP、ハーバード大学、Citibankのイントラネット、The Green Maven、Outdoor Photographerなどで利用されている。Joomla!は、Drupalと同様にインストールが容易であり、数多くのモジュールも用意されており、そのコミュニティは大規模である(コミュニティ向けの雑誌を定期的に発行しているほどである)。また、Joomla!を使用したサイトの構築や、エクステンション(モジュール)の作成、初心者向けの解説、トレーニングなどさまざまなトピックを扱った書籍が数多く発行されている。Joomla!は、どういった場合にDrupalよりも優れた選択肢となるのだろうか?例を挙げると、ショッピングカートが必要な場合や、イベントカレンダーが欲しい場合、豊富なテンプレートが欲しい場合、ドキュメント管理機能が必要である場合、商用サポートを必要としている場合などである。

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