エンバカデロの藤井氏、Embarcadero All-Accessとオープンソースを語る

冨田秀継(編集部)
2009-02-23 20:03:01
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 エンバカデロ・テクノロジーズ合同会社が2月19日、「Embarcadero All-Access」を発表した。CodeGearとDatabaseGearの製品など、最大18種類の開発ツールを利用できるオンデマンド開発ツールセットだ。

 つまり、Delphi、JBuilder、C++Builder、3rdRailといったCodeGearブランド、ER/Studio、Rapid SQL、DBArtisanといったDatabaseGearブランド、さらにChange Manager、Performance Centerといったデータベース管理ツールなど、全ての製品にアクセスできるライセンスの供給を始めるということだ。

 Embarcadero All-Accessは発表直前の2月17日、「第12回 エンバカデロ・デベロッパーキャンプ」で開発者向けに事前に概要が紹介されていた。

 デベロッパーキャンプでは同社カントリーマネージャで日本法人代表の藤井等氏がEmbarcadero All-Accessを説明したが、セッション終了後に改めてインタビューに答えてもらった。

エンバカデロ・テクノロジーズ 日本法人代表兼カントリーマネージャの藤井等氏

Embarcadero All-Access登場の背景

 藤井氏はツールの導入にあたって直面する問題を、次のように整理している。

 まず最初の問題は、ツールの評価と選定だ。多くのプロジェクトで開発管理ツールの有用性が認められながらも、導入が進まないのは、評価するための時間がないからだという。

 また、評価と選定を終えても、購入までの時間という問題も発生する。プロジェクトで発生している問題を解決するため、すぐにツールを使いたいのに、社内稟議に時間がかかってしまうといった問題だ。

 そして、購入後に発生するのが使用頻度という問題。人員の増加を伴う開発の最終段階では、ツールのライセンスも不足しがちになる。

 これらの問題点は「必要なときに必要なツールが手元にない」(藤井氏)とも言い換え可能であろう。

 そこでエンバカデロが提供するのが、必要に応じて必要な製品を利用できるEmbarcadero All-Access、というわけだ。

全ての言語にアクセスできる強み

 Embarcadero All-Accessは世界各国で提供される開発ツールセット。日本国内で購入したライセンスでも、各国語版を利用することができるという。

 藤井氏は、「国内プロジェクトでも多国籍の開発チームは当たり前の状況だ。開発者の入れ替えがあったので、使用言語も変更するといった作業は面倒だ」という、顧客からのフィードバックを紹介している。

 また、企業がライセンスを管理しやすいように、セルフメンテナンス環境も用意するという。本製品は4段階のライセンスレベルが用意され、それぞれのレベルごとにアクセスできる製品や機能が異なってくるが、国内での提供価格も含め、3月4日に詳細を発表するとしている。

CodeGearからエンバカデロへ、その後

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