ASP .NET 4.0:新機能をマイクロソフト 物江修氏が解説

杉山貴章(オングス)
2009-01-29 21:05:01
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jQueryの統合

 オープンソースのJavaScriptライブラリである「jQuery」が統合されたことは、ウェブアプリケーションにJavaScriptを利用している多くの開発者にとってうれしいニュースだろう。特筆すべきはインテリセンスによる入力支援が効く点で、これはjQueryのプラグインに対しても有効だという。

図2 jQueryに対してもインテリセンスが有効(画像をクリックすると拡大します) 図2 jQueryに対してもインテリセンスが有効(画像をクリックすると拡大します)

 jQueryはVisual Studio 2010より同梱されるが、2008 SP1やVisual Web Developer 2008 Express SP1でも、無償提供されているjQueryインテリセンス・アノテーションを使えばインテリセンスを有効にできるとのこと。そのほか、MicrosoftではASP.NET AJAX向けjQueryライブラリの提供なども実施しているという。

ASP.NET AJAX

 では、そのASP.NET AJAXは4.0でどのように変わるのだろうか。物江氏によれば、ASP.NET AJAX 4.0では図3に示すような新機能が追加される予定だという。

図3 ASP.NET AJAX 4.0に追加される新機能(画像をクリックすると拡大します) 図3 ASP.NET AJAX 4.0に追加される新機能(画像をクリックすると拡大します)

 これらの機能を用いることで、AJAXを利用したリッチなUIがよりシンプルに実現できるようになる。

新しいキャッシュ機能

 キャッシュ機能に関して、ASP.NET 4.0ではASP.NET Cacheとして新しいキャッシュの仕組みが提案されているそうである。これは従来のASP.NETの出力キャッシュを拡張したものになるが、ASP.NETだけでなく、.NET Framework全体から一貫性のあるAPIで利用できるようにするのが目的だという。

 基本的には図4のようにキャッシュプロバイダが統合的にキャッシュを管理し、共通のインタフェースによってアクセスできる仕組みとなる。現在は何種類かのキャッシュプロバイダが検討されているほか、分散キャッシュについてはSQL Serverチームによる「Velociy」が統合される予定だとのことだ。

図4 .NET 4.0のキャッシュ機能(画像をクリックすると拡大します) 図4 .NET 4.0のキャッシュ機能(画像をクリックすると拡大します)
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