オープンソースをライセンス的に正しくつかうための11のチェックポイント

冨田秀継(編集部)
2009-01-27 21:12:01
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8. LGPL OSS機能の利用プログラムのリバースエンジニアリングを許可していますか?

 このチェックポイントは見落としがちであろう。姉崎氏は、

  • リンクしたのが商用プログラムでもリバースエンジニアリングを禁止してはいけない
  • LPGLのOSSを静的リンクした場合には必ず許可しなければならない
  • 動的リンクの場合も要件としてあげられているケースがある

 この3つのチェックが必要だと語っている。

9. GPLタイプOSS機能の利用プログラムのソースを開示していますか?

 「Linuxのシステムコールなどを除き、二次的著作物と見なされると、リンクしていなくても機能を利用している商用プログラムの再頒布の際に、GPLでの頒布(つまりソースの開示)を求められる」と姉崎氏はいう。

 ライセンスの確認方法として姉崎氏が示したのは、次の2つの手続きだ。

ライセンスの確認ステップ1

 各モジュールのライセンスが何かを確認し、そのライセンスに準拠すること。さらに、それぞれのモジュールに別のライセンスが混入して、ライセンスが変わることがないことを確認する必要もある。

 この際、protexIPなどのコード検査ツールが役立つという。

ライセンスの確認ステップ2

 モジュール間の結合度から、そのプログラムが1つのプログラムに見えることもある。その場合は、それぞれのライセンスを遵守しようとすると、モジュールのライセンスを変える必要があることにも注意が必要だ。

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