
Vistaは本当に失敗作なのか:Windowsの現在と未来
IT技術教育を専門とする企業のグローバルナレッジネットワークは、1月8日と9日の2日間に渡って技術者育成イベント「G-Tech2008~2009」を開催している。本稿では初日に行われたセッション「横山哲也が語るWindows現在過去未来」の中から、後半部分であるWindowsの「現在」と「未来」を紹介したい。
講演者は演題にもあるとおり、グローバルナレッジネットワークの取締役技術担当である横山哲也氏。
Windows Vistaにまつわる評判

「Windows Vistaは、自分でPCを組み立てるようなハイアマチュア層での評判が非常に悪い」――こう語る横山氏だが、しかし、これはハイアマチュアだけでなく、巷間によく伝えられている指摘でもある。しかし、Windows Vistaは本当に「ダメ」なのだろうか。横山氏によれば、事態はそう単純でもなさそうだ。
横山氏は「Windows Vistaにまつわる文句」を複数挙げ、その根拠に首をかしげる。
Windows Aeroを使うと遅い
ある程度のメモリがあれば、逆に早いのがAero。ただ、『ある程度』のハードルが高く、(快適に動作させるためには)2GB程度が必要だ。
検索インデックス作成のために性能が低下する
ディスクがしょっちゅうカラカラするため、そういう印象を受けるのだろう。低プライオリティI/Oでインデックスを作成するため、つまり作業中はインデックスの作成を停止しているため、性能は低下しないはずなのだが……。
UACは面倒なだけだ
ユーザーアカウント制御(UAC)は最も評判が悪い。Windows Vistaがプレインストールされたメーカー製PCでは、デフォルトでオフにしている製品もあるほどだ。しかし、UACが警告を発するのは特権レベルで作業するとき。アラートが上がって煩わしいという声は、特権作業が多いということも意味している。これはPCの利用法として妥当なのかという点を考えなければならないだろう。
IEで顔文字が使えない
Windows Vistaではセキュリティレベルが上がったこともあり、Internet Explorerが動くレベルと、他のプログラムのレベルも異なっている。そのため、IMEで登録した顔文字を、Windows VistaのInternet Explorer 7で利用できない事態が発生する。
Internet Explorer 7 のほとんどのセキュリティ機能は、Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 7 でも使用できますが、保護モードは、Windows Vista の新しいセキュリティ機能に基づいているため、Windows Vista でのみ使用できます。
(中略)
信頼性の低い権限 (プロセスは Temporary Internet Files\Low や HKEY_CURRENT_USER\Software\LowRegistry キーなどの整合性が低いロケーションにしか書き込みを実行できません)
なお、マイクロソフトはこの問題の解決方法を公開しているため、ある程度は改善されているといえよう。
ただし、辞書の学習の内容が異なるなどの問題は今でも起きているだろう。この問題を本質的に解決するのは非常に難しい。
このほか、Windows XPでは簡単にできたファイル共有ですらWindows Vistaでは困難になるなど、「ネットワークの構成が面倒」といった意見なども紹介された。
- コメント(46件)
OSのバージョンが上がるとマシンのスペックも底上げを要求されます。
けど、自分たちのやりたいことはXPでも十分できるし、今後もXPのバージョンアップは続けてほしい。
「7」がVISTAベースだったらXPユーザーはまたしてもPCの環境設備に無駄な投資を強いられてしまう。
いいかげんMSに振り回されるのも疲れてきています。
デベロッパーも新OS用にアプリの対応を余儀なくされるしユーザーもまたそれを押しつけられるのはいかがなものでしょう。
新しい物好きな人ならともかくそんなに新しいOSが必要なのかどうか首をかしげたくなります。
サポートが切れても動く訳ですし、セキュリティホールがあったとしてもオンラインで使用しなければ問題はない訳ですしね。
その辺りが、毎度、疑問に思います。
32bit環境ではメモリ不足に悩んでおりますので、Vistaの64bitバージョンが普及することに期待しています。(Windows7も)
ルーチン事務にしか使用しないとか、ネットも”見る”だけで生産的な利用をしない利用者だけのように感じますが、利用者ってもっと幅広いですよ? 視野は広く持ちましょうよ。
95からMeで限界を感じ、2000系で失敗したのにまた繰り返すんですね
そろそろ本気でLinuxかなぁ・・・
正直私はMSより、新OSや新IEへの対応があまりにも遅かったソフトベンダーやサイト管理者、またドライバ提供しなかった周辺機器が多かった点に怒りを覚えます(銀行や官公庁のWEBシステムではVistaのSP1はダメ、XpでもSP3はダメ、というところがまだ存在します)なにもMacやLinuxに対応しろとは言いませんが、市販されている大多数のPCに搭載されているOSに対応できないというのは、怠慢ですらあると思います。
・UIを変えて、お年寄りを幻惑し、 ITオンチに逆戻りさせて、カモlにする。
・セキュリティパッチのリリースが面倒なWindows2000/Xpを陳腐化させてしまいたい。
・OSに2GBのメモリを使うのが当たり前!だから 32bitOSなんか、
たった(!)の4GBのメモリしか扱えない古臭いOSである。さっさと64bitOSにしようぜと誘う
(WindowsMeで、システムリソースをわざと食いつぶしたように)作戦
こんなところ?
結局、WindowsVistaは、マーケティング的な作戦といった要素が強いと思う ・UIを変えて、お年寄りを幻惑し、 ITオンチに逆戻りさせて、カモlにする。 ・セキュリティパッチのリリースが面倒なWindows2000/Xpを陳腐化させてしまいたい。 ・OSに2GBのメモリを使うのが当たり前!だから 32bitOSなんか、 たった(!)の4GBのメモリしか扱えない古臭いOSである。さっさと64bitOSにしようぜと誘う (WindowsMeで、システムリソースをわざと食いつぶしたように)作戦 こんなところ?
アプリ(特にブラウザ周りで)をMSが押し付けてきたからでしょう。プリンタなど、本来ならまだまだ使える周辺機器もOSの変更によって粗大ごみに化してしまったりMSのために強制された不要な投資は莫大なものになります。UIの変更などOS が変わるたびに毎回評論家の人たちは使いやすくなったとコメントしますが、(Vistaのスタート・メニューのどこが使いやすいのか旧2000のスタイルを維持している私にはわかりません)これこそただの神輿担ぎの証拠と思います。ファッションにこびるのではなく真の通った評論を期待します。
少なくともMeと同様ではありません。XP以上に良いOSです。
だいたい、XP用のソフトウェアだって、ちょっとした工夫でVistaで動作します。殆どの場合は問題なく。
エクスプローラとかの使い勝手もXPなんかよりもずっと良いと思います。
確かに、パフォーマンスには不満がありますし、UACは面倒、互換性が不十分などありますが、それもセキュリティ・安定性を重視するには当然のことです。
実際、Vista上では理不尽なフリーズは1度もありません。(自分で引き起こしたのは除きます)
ここで批判している方は、時代の変化というものを全く度外視しているのではないでしょうか。
昔と違い、ネットワークが複雑化した今、XP以前のセキュリティポリシーでは不十分、
安定性も抜本的に改良したい。そこで登場したのがVistaです。
あのMacOSですら年々重くなっているのを考えれば、利用者が多いWindowsはセキュリティ対策もさらに必要で重くなるでしょう。
互換性を指摘されるなら、XPなり2000なりを仮想上で動かせばよいのです。
使用目的も個人のポリシーも違うのに、同じ土俵で良いだの悪いだの書かれている様で・・・
賛否両論ありますよね。
素人に近い人間(私ですが)に言わせれば、よりセキュアになり、フリーズしなくなればそれで良いと思います。
機能向上も必要でしょう。
が、AEROが何故必要か理解できません。
何故UIをドラスティックに変える必要性を理解できません。
だまって初期設定していくと特権ユーザー(表現が間違い居ているかもしれませんが)になっていて
かな漢字変換で単語登録も出来ません。
皆さんのようにプロやそれに準ずるスキルをお持ちの方は、どうにでもなることでしょうが、
せいぜいオフィスをバリバリ使う程度の、皆さんから比べれば低レベル層の人間にとっては、
迷惑千判この上ない事です。
AutoCAD2009やOffice2007でVista対応を華々しく謳っていますが、どちらも全く別物のアプリケーションに化けていて、使い物になりません。
どうぞ、脳ミソが硬直した素人とお呼び下さい。
でも、そう言うレベルの人間がマイノリティと呼べないほど多いことも知って欲しいでね。
Macは年々軽くなっていますよ。
VistaやWindows7は、XPの仮想上で動かせば良いのでは?
セキュリティ・安定性を重視するならBSD、Linuxを使うべきでは?
結果、XPでってことになります。
ただ、ニーズがあるのに一方的にXPやVistaなどの販売・サポートを終了する態度に問題があると考えています。
しかも、UMPCなどで企業ベースのニーズがはっきりした時点でXPの供給を延期したり、態度が一貫していません。
すくなくともOSなど基本ソフトを供給するにはそれなりの覚悟や責任があると思います。
Windowsは「パーソナルコンピューターのOS」であって「エンタープライズコンピューターのOS」ではありません。
MSはリストラをしてOSの価格を数千円にし、過去のOSの販売も継続すれば今以上に普及するでしょうに。
すべてのプロパティにおいて変更の必要性がないのに
わざわざ分かりづらくしているところ等、
ユーザの使い勝手など考えてないからね。
ベースがVISTAと言われると7も敬遠したくなる。
他はともかく単語登録関連は問題外でしょ。俺が「vistaサイコーな方針で書いてよ」って頼まれたら、この問題はなかったことにする。こんなプリミティブな機能すら整合性取れてないなんて、クソとしか言いようがないし。言及したら負けな項目。
見たこと無い人は是非一度見てみる事をお勧めします。
噴飯ものなのは、この表示を絞り込む設定がなく、かつ、デフォルトの表示項目が不適切に勝手に設定されてしまうことです。
既存のアプリも互換モードで使えるように。
あんまふるいの切捨てしているとLinuxでWINE使って
XPまでのソフトと周辺機器使える時代がきちゃいますよ。
必然的に必要な使用時期が来なければ、変える気はありません。
使えるソフトが激減するし、その為に更に金かけないと現状の作業が行えないので。
Vistaはそういう意味で最悪です。
「目玉機能」という「目玉機能」を全てカットして、ようやく2000並の動きになるダメOS。
少なくとも、ビジネスユースがメインの方には、XPか2000をおすすめしたいね。
こうしてOSを大幅に変えることはある意味で自然なことではないかと思います。古いソフトで動かないものはソフトのスクリプトが適切でない(XPに特化しているなど)によっていますから、それを正すいいきっかけになったと思います。不適切なソフトの作成を行ったところは無償で対応すべきだと思いますがね。
さらに、Vistaに移行することで、お金がどんどん回ります。そういう経済的な面も考えたのではないでしょうか?
エアロがいらない、という人もいらっしゃいますが、新しい物を導入しない利点は何処にあるのでしょう?昭和の建物と今年の建物、かって住むとしたらどっちでしょう。多くは後者を選ぶと思います。
しつこいユーザーアカウント制御などは、確かに良くありません。慣れている人には逆に迷惑です。そういうところはWin7で改善されるのではないかなーと期待してます。
ちなみにXPやVistaと同じくらいのことをやろうとすると、Linuxの方が重いことの方が多いですよ?w
http://builder.japan.zdnet.com/news/story/0,3800079086,20386158-2,00.htm に
Vistaで最も不快に感じたUser Account Control(UAC)は、Windows 7では、デフォルトの設定でオフになっており、午前中ずっとアプリケーションのインストールを進めてみたが、ほんの数回しか表示されなかった。
とあります。ので、UACについては#28で想像した通りでした。あと最後に、
しかしながら、Windows 7の試用で気づいた、おそらく最も重要なこととしては、Vistaの時よりも、どことなく「Windows XPのフィール」を、まずは感じさせられるという点がある。Windowsシステムにとっては相性の悪い、Appleの「iTunes」のインストール時を除いては、今回の非力なテストマシンでも、Windows 7が、HDDのクラッシュや、応答しなくなる現象を示すことはなかった。
とありますので、XPがいいという人は、Vistaを抜かしてを使ったらどうでしょうか。
CPUは3年前に3GHz、デュアルコアになり、今はメモリは2GBを5千円で買えます。
結構、映像や画像を扱う人でも充分な性能なので、OSのオーバーヘッドが増えない限り、ハードウェアを更新する必要がありません。
顧客の側に立った考え方にMS社が変わらない限り、新しいOSに買い換えようという人はどんどん減るのでは?
肝心要のユーザーが何を求めているかをきちんと押さえようとしない限り、
いくら「セキュリティ向上」「わかりやすくなったインターフェース」などと
宣伝したところで、誰も買わないでしょう。
現在買い換えがすすんでいる(?)のは、単に「サポート期限が切れるから」
という消極的な理由の方が大多数では無いでしょうか?
意味不明な例え話だけどまさにVistaがそんな感じ
一方でMSは、営利企業ですから新製品を投入するのは当たり前。
ここには、大きな隔たりがあると思います。
VISTAは、単に利用者がほしくもない製品であっただけです。
但し、困ったことにOSというプラットフォームであり選択肢がないことが最大の悪です。
まともに動作しない製品をじゃんじゃん販売していた、日本のメーカーは何をしていたのか?
そこの方が問題だと思います。価値の無い製品にNOを言うべき。
実際見れば買わなくなるのがわかるのに放置してきた日本メーカーはひどいモノです。
最近新製品発表したソニーは新製品を未だにVISTAです。
なぜNoが言えないのか。台湾メーカーは突破できたのに・・・
そもそもVISTAへの最大の不満は、利用者にとってストレスのない環境を作ることが今まで
以上に負担があることにあります。(追加費用や複雑怪奇な設定等)
OSが変わるたびにリソースを要求するのは米国の国策と思います。
PCのベースは、インテル、MS以外にも多数の米国企業が参加しており、ある意味
国家レベルのビジネス戦略と考えれば今までの対応を理解できます。
うがった言い方をすればくコンピュータ・セキュリティ被害も国策かもしれません。
一方でPCの利用者が、もっと気をつければセキュリティ事故はおこりません。
無知識かつ無防備で利用するユーザーへの過剰な配慮(甘やかし)が、結果として
わかっているユーザーを苦しめているのも現実であり、これには納得しかねます。
車にもマニュアルとオートマがあるわけで活用できるレベルにあわせた製品提供して
頂きたく思います。
残念ながらLinuxやBSDは、OSとしては利用できますがWindowsで提供されるソフトの
ジャンルや用途に対応した製品がない場合が多く、普段使いができません。
選択肢がWindowsしかないのであれば、Windowsのラインナップの考え方を変更して
頂きたく思います。
ある意味文房具の延長ではないのでしょうか?
文字を書く、絵を書く、そろばん(電卓)、カメラとアルバム、そして時にはレコード(CD)プレーヤーだったりするオールインワンのもの。
であれば大事なのはワープロとして使い良いか、電卓として使い良いか、ではないのでしょうか。
そして本来のOSはその影で働くものであるはずです。
「ファイルが探しやすいか?」等の命題は本棚に如何に整理して並べるかのお手伝い機能の筈です。
まずは整理しやすいのが本道。その上で色々な方法で検索できればなお良い。
その点はBe OSの検索機能が一番良かったような。
新しいプレーヤーを買ったら今までに買ったCDの多くは買い直さないとダメなんてのものは御免こうむります。
ひとまずお気に入りのアプリがそのまま動いて欲しい。
まあこの点はアプリを作る側にも問題があるでしょうけれど。
それにしても未だに表示画面と印刷物が異なるワープロなんぞを平気で出し続けるMSの神経が判らない。
そしてそれを当たり前と思っているユーザも理解できません。
wiswig を謳ってたような気がするけれど、何処がwiswig なの?
また使い勝手がコロコロ変わるOSはごめんです。
新しい機能が追加されるのは歓迎できる部分がありますが、その結果今までの使い勝手が大きく変わってしまうなんて困ります。
それは勉強しない私が悪い?
車など一度覚えた基本の操作は変わりませんよ。
そりゃヘッドライトのスイッチの位置は少々変わるかもしれません。
でもエンジンかけた葉良いけれどどうやって走り出したら良いのか途方にくれる車は今までに見たことがありません。
電子式のサイドブレーキでさえ直ぐに理解できました。
でもビスタのマイドキュメントって何処にあるの? 右側の邪魔なエリアは何? どうやって隠すの?
終了するのにメニューが一杯出てくる。
これじゃいきなり使う気をそがれます。
せめてMac OS-X程度の変化にして欲しい。
性能的にはBe OSが良さそうだったのに結局アプリが出てこなかったので使えなかったですね。
UNIXももっと普通に使うアプリが豊富だったら良いのに。
すなわちスポーツカーのようなもの。
しかし、Windowsは、大半がビジネスユースか
あるいは「無難だから」という理由で選ばれるのでしょう。
すなわち、軽自動車ないし大衆車。
最近のマイクロソフトの問題点は、軽自動車や大衆車を求める客層に
スポーツカーを売りつけようとしている、というようなものかと思います。
初心者の意見ですがすみません
ウィンドウズ2000以来のメジャーバージョンアップで、普及を促進するためには
XPとほぼ同等のスペックでそれなりに満足に動かせる様に設計する必要があったハズ.
毎回山のようなセキュリティーパッチが当てられる、その度に作業が中断する。
プログラムを書いたり、作業をする為に、無駄な時間を使わなくてはならない。
これはとても理不尽なことです。
Windows Update自体も、決して良く出来たアプリケーションではありません。
インストール時エラーの修復作業の複雑さには、正直参りました。
MacはFreeBSDカーネルを使用しており、セキュリティーには定評があります。
Macとて、完全に安全とは言えませんが、セキュリティー対策にかかる費用、時間は、Windowsの何百分の1でしょう。
今回、Windows7がVistaベースで発表されるということですが、Vistaときいたとたん、購買意欲が亡くなってしまいました。
Linuxは、初心者には難しいので、これからPCを購入したり、OSを変えよう、と言う人にはMacの購入と、OS Xの操作に慣れることをお勧めします。
Windowsは、その「不安定」な動作のために、作業する時にとても苦労します。
PCは道具として、確実に使えなければ、意味が無い。
「途中で理由も分からず」データが失われたり、意味の分からない操作をユーザーに求めるような製品は、正直言って「不良品」だと思います。
M$社はもっと「わかりやすい」OSを作って下さい。
多くの方が挙げているハードウェア要求スペックのうち、
Aeroだけ取り上げて、他に触れていないよびっくりだ。
以前、試しに256MBのメモリのみにしても起動しました。
新機能でメモリを使用したくなければ、取り外して箱にしまっておけば良いと思います。
別にユーザはWindowsタンが大活躍するのを見たくてパソコン買うワケじゃないから。
指示した仕事がキチンとできてれば基本十分で、更にその上で指示しやすいだとか、仕事が速いだとか、そういうのがOSの評判になるんであって、Vistaみたいに全力で存在感を主張しながら「いつもより多く回しております~」ってやられても迷惑なだけ、っていうか回すなバッテリー食うから。
OSが主役を張ってブイブイ言わせるつもりなら、何も言わなくても「週末のデートで使う店を彼女の好みと当日の天気に合わせて3ルート分リストアップして予約を押えておく」くらいの事は余裕でやってくれないとな。
さんざんCPU使って「ディスクのデフラグができました」とか「MS-Officeを全部メモリにキャッシュしたので起動が速くなりました」とかでドヤ顔されても、そりゃユーザに呆れられて当然だと思うが。
Vistaが失敗作といっているのは、(多くの論者がごまかしていますが)個々の機能の使い勝手の良否よりも「機能自体の継続性・必要性」のなさ「新機能の無駄さ加減」にあります。
◎不自然なUIの変更(決して拡張ではない-ここでとりあげられていないのはなぜ?)
◎必要性が理解に苦しむAero
◎File数が多くなるとFileの生成・削除時にPCプチフリを発生してしまうデスクトップ検索(弊害でしかない).
◎インフラ・セキュリティスペックへの作り直し(無駄な再投資)なしには導入できないUAC(ビジネス分野では)
そこをあえて無視して、現時点でこの文章が出てくるのは理解に苦しみます。
「Windows7がVistaVersion2だからうんぬん」はVista以前からの多くのWindowsUser体験を無視したごまかし意見にしか見えません。(PC評論をされている方々が判で押したように同様の言い回しをしていることが、その言動の根拠の質を示しています)
私などは「Windows7がVistaBase」ということに期待どころかがっかりしています。
つまりVistaの問題点はそのまま継続されることを示しているからです
Vistaに投資しなかった多くの企業も同様でしょう。
このままではVista以上にWindows7に投資する理由が見いだせません。
「また無駄な機能に金払わされるのか」というのが多くの人の本音ではないかしら?