フォトレポート:Internet Explorerのセキュリティを強化する
文:ZDNet.com Staff 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008-12-24 08:00:00
マイクロソフトのInternet Explorer(IE)をよりセキュアなものにするために行うことのできる主な設定変更を紹介する。
「信頼済みサイト」というゾーンには、セキュアであり、そのコンテンツが信頼に足るものであるとあなたが判断したWebサイトを登録しておくことができる。このゾーンにWebサイトを登録したり、登録されているWebサイトを削除するには、[サイト]ボタンをクリックする(次ページのダイアログボックスを参照されたい)。
CERT/CCは、「信頼済みサイト」というゾーンのセキュリティレベルを「中」に設定することを推奨している。「インターネット」というゾーンのセキュリティレベルを「高」に設定している場合、1つあるいは複数のセキュリティ設定が原因で正しく動作しないWebサイトに遭遇することもあるだろう。
こういった場合に「信頼済みサイト」というゾーンの出番となる。そのサイトには悪質なコードが含まれていないことを確信できるのであれば、該当サイトを「信頼済みサイト」ゾーンに登録すればよいのである(次ページのダイアログボックスを参照されたい)。
いったん該当サイトをこのゾーンに登録したのであれば、このサイト内のActiveXやActiveスクリプトといった機能が有効となる。このように設定しておくメリットは、特定のサイトを「信頼済みサイト」というゾーンに登録して「ホワイトリスト化」することにより、IEのデフォルト設定をセキュアな状態に保ちながら、該当サイトでデフォルト状態よりも豊富な機能を使えるようにできるという点にある。
フォトレポート:Internet Explorerのセキュリティを強化する
文:ZDNet.com Staff 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子