イケてる勉強会が知識とノウハウの価値高める--Ruby Business Commons会長

大川淳
2008-12-03 22:00:01
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 楽天が開催した「楽天テクノロジーカンファレンス2008」の招待講演に、Ruby Business Commons(RBC)会長、福岡Rubyビジネス拠点推進協議会理事を務める、イーシー・ワン代表取締役社長でCEOの最首英裕氏が登場。RBCを通じたRubyコミュニティの活動について語った。

多様な活動の広がりに期待、あえて福岡県から発進

最首英裕氏 最首英裕氏

 RBCはRubyの楽しさや分かりやすさを多くの人々と共有し、現実のビジネスに応用できる力を養うことを目指して2007年7月に設立された。2008年11月末の会員数は584人に達している。

 幅広い活動の展開を図るRBCは、、あえて「東京を起点にしない方が良いのではないかと直感」(最首氏)し、福岡県から活動を開始している。コミュニティへの参加は、個人、コミュニティ、ソフトウェア関連に限らない企業、さらには教育機関、行政といったさまざまな組織の連携を期待しているからだ。

 最首氏は「知識やノウハウというものは、自分だけのものにしておくより、人と共有した方が価値が高くなる」と指摘。まず「勉強会が重要になる」と強調する。「ある人が、その時点ではRubyのことなど知らなくても、別の才能や、それまでに蓄積したものをもっているかもしれない。1人でも仲間が増えれば、知の交流は急速に価値を向上させる」からだ。

Railsを活かし、まず行動しよう

 RBCは具体的に「イケテル勉強会」を実践している。難しい理論は後回しにして、とりあえずは行動ありき、理解することを目指す。

 同勉強会の1つ「イケテルRails勉強会」は、ウェブアプリケーション開発のためのフレームワークであるRuby on Railsを活用し、「初心者にもわかりやすく、参加者にパソコンを持参してもらい、開発環境をセットアップして、ほぼ1日でアプリケーション開発を学ぶ」もの。奇数月に、東京、名古屋、新潟、仙台、長崎などでも開催している。

 これまでにGoogle マップとGoogle ストリートビューを利用して、「料理がうまい店」を表示するアプリケーションや、インターネット放送局などの製作に取り組んだ。「脱落者は1人もいなかった。1日でここまでできるのは、Rubyのわかりやすさによるところが大きい」という。

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