エンバカデロ、.NET開発環境「Delphi Prism」を発表 - Linux/Mac OS Xもターゲットに

杉山貴章(オングス)
2008-10-30 08:00:00
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 エンバカデロ・テクノロジーズは米国時間10月28日、新しい.NET開発ソリューションである「Delphi Prism」を発表した。Delphi PrismはDelphiプログラミングスキルを用いた.NETアプリケーションの開発を可能にするVisual Studioベースのソリューション。MonoやCocoa#といったオープンソースのCLR(Common Language Ruintime)テクノロジーをサポートすることにより、WindowsだけでなくLinuxとMac OS Xもターゲットとしている。

 CLRコンパイラエンジンにはRemObjects社のOxygeneテクノロジーを採用。これによって様々なCLRプラットフォームへのコンパイルをサポートすることが可能になったという。dbExpressフレームワークを利用した複数のデータベースに対応したアプリケーション開発や、DataSnapクライアントの作成などもサポートされる。

 上記も含め、Delphi Prismが持つ主な特徴を以下に挙げる。

  • 完全な.NET開発ソリューション
  • 強力なDelphi Prism開発言語を搭載
  • Mono CLRによってMac OS XとLinux開発をサポート
  • Blackfish SQL ADO.NETデータベースエンジンを統合
  • データベースアプリケーション構築のためのdbExpressフレームワークを搭載
  • DataSnapクライアントの作成をサポート
  • 多彩なVisual Studioプラグインとコンポーネントを利用可能

 Delphi Prismは、2008年末に英語版、フランス語版、ドイツ語版、日本語版がリリースされる予定。製品ラインナップとしては、dbExpressローカルデータベース接続機能をサポートしたProfessional版、クライアントサーバーおよび多層データベース、Webアプリケーション開発をサポートしたEnterprise版、強力なデータベースモデリング設計ソリューション「ER/Studio Developer Edition」を搭載したArchitect版の3つが用意されている。

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