SMG、Javaシステムの品質診断・改善ツール「ENdoSnipe」の新バージョン発表

冨田秀継(編集部)
2008-10-24 21:56:01
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 エスエムジーは10月24日、Javaシステムの品質診断・改善ツール「ENdoSnipe バージョン 3.5」を発表した。Javaシステムに潜むパフォーマンスや品質に関わる問題を「見える化」するツールで、同社が展開するJavaシステム障害解決サービス「JaTS」で得たノウハウを盛り込んだ。

 ENdoSnipeは、Javelinと呼ばれる技術によってアプリケーションのログを取得する。ログの取得に伴うソースコードの変更はなく、またパフォーマンスの低下は2~3%程度(同社調査の数値)だという。

 こうして取得した詳細なログは「開発」「試験」「運用」というシステム開発における3つのフェイズで可視化することができる。それぞれのフェイズでは同社の「ArrowVision(開発)」「PerformanceDoctor(試験)」「BottleneckEye(運用)」を利用することが可能だ。

 開発フェイズを担う「ArrowVision」はソースコードを変更することなく、その動作をシーケンスダイアグラムによってビジュアル化する。メソッドの実行時間や実行スレッドの識別など、アプリケーション実行時にしか取得できない情報も可視化される。また、Javaシステム内部だけでなく、ネットワークやDBMSの内部処理も1つのシーケンスダイアグラムにまとめて表示することが可能だ。

 「PerformanceDoctor」では取得したログから、予期せぬ例外の発生、データベースのテーブルフルスキャンを引き起こすSQLなどを、自動的に検出することが可能。同社では性能問題の発生を未然に防ぐことが可能だとしている。

 「BottleneckEye」は、Javelinが取得したログからクラス図を自動生成し、監視対象アプリケーションの構造を可視化する。その上で、ボトルネックを自動で検出し、その個所をクラス図上で点滅させて運用担当者に通知する。

 ENdoSnipe バージョン 3.5の価格は、1ライセンスあたり69万円(保守料込み)。サポート期間中はENdoSnipe最新版と同社技術サポートを利用することができる。

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