既存のC/Sアプリを容易にネット対応--チェプロ、開発ツール「WAOtech」を発売

CNET Japan Staff
2008-10-06 18:03:01
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 チェプロは10月6日、Windowsベースのクライアント/サーバ(C/S)アプリケーションを、インターネット経由で動作可能なアプリケーションへと変更できる開発ツール「WAOtech」の販売を開始すると発表した。

 WAOtechは、データベース、アプリケーションサーバ、クライアントの3層から構成されるアプリケーションにおいて、アプリケーションサーバとクライアント間に、同社独自の通信技術である「WAOテクノロジ」を利用した通信モジュールを自動生成するツール。WAOtechを利用することで、パッケージソフトメーカーやシステム開発企業、ユーザー企業の情報システム部門は、ERPなどの既存のC/Sアプリケーションを、操作性やレスポンスを損なわずに、通信経路としてインターネットを利用可能なアプリケーションに変更できる。

 スクリプト処理やアプリケーション側の専用画面開発、クライアント側でのキャッシュ処理、アプリケーションにおけるクライアントの仮想化といった、開発の際に手間がかかる処理はWAOtech側で吸収するため、最低限の工数でC/Sアプリのインターネット化が可能になるという。

 WAOテクノロジは、同社の開発する建設業向け統合ERPシステム「建設WAO」などでも採用されている独自の技術。クライアント側には、ユーザーインターフェースを構成するモジュールの一部のみを保存する。各フォームの情報や入力されたデータもローカルに持たず、画面項目単位で通信を行い、サーバ側からリアルタイムにデータ取得して表示する。そのため、従来のウェブブラウザを利用したアプリケーションで問題となる、煩雑な画面制御によるオーバーヘッドやデータ落ちが発生しないという。同社では、WAOテクノロジについて、「通信路にインターネットを利用したウェブシステムの管理の容易さと、一般的なクライアント/サーバシステムの操作性、信頼性、レスポンスの高さを両立させるもの」と説明する。

 WAOtechの価格は、ツールライセンスが19万8000円/ユーザー、クライアントライセンスが1万5000円/ユーザー、サーバライセンスはフリー。利用できる開発環境は、Microsoft Visual Studio 2005。開発言語は、Visual Basic 2005、Visual C#、Visual C++。動作環境は、Windows 2000/XP/Vista(.NET Framework 2.0/3.0)。

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