CodeGearが.NET開発製品を計画--DatabaseGear技術との相乗効果も狙う

杉山貴章(オングス)
2008-09-22 19:59:01
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Delphi/C++Builderの今後

 Delphi 2009とC++Builder 2009のさらに次のバージョンとしては、「Commodore」というコードネームで開発されている製品がある。現時点では2009年にリリースされる予定となっているが、Hodges氏によれば、実際はもう少し先のことになりそうだという。

 では、Commodoreではどのような新機能が提供されるのか。hodges氏は会場の参加者に次のように問いかけた。

 「皆さんにとって、Win64サポートとマルチコア/マルチスレッドのサポート、どちらがより重要ですか?」

 会場の反応では、マルチコア/マルチスレッドがより重要という人の方が多かった。同氏によればCommodoreについてはWin64環境対応版という方向で開発が進められているらしい。

 しかし市場のニーズはマルチコア/マルチスレッドのサポートを重視する方向に傾きつつある。そこで、まだ具体的なアイデアは無いが、双方をうまく両立させてサポートする方法はないか検討中とのこと。

 それ以外の新機能としては、「まだ検討中のアイデア」と前置きした上で、次のようなものが挙げられた。

  • SCM(Source Control Management)の統合
  • ヘルプとドキュメントの統合
  • コードフォーマッタ
  • BDEマイグレーションパス
  • デバッガのカスタムビューア

 そのほか、Hodges氏は.NETソリュ-ションに対する計画についても言及している。

 現在のCodeGear製品にはDelphiとC++Builderに.NETソリュ-ションをセットにした「RAD Studio」がある。Delphi 2009とC++Builder 2009を搭載したRAD Studioの次期バージョンについては、新しい.NETソリューションを加えた上で今年後半にリリースされる予定となっている。ただし、RAD Studioにバンドルされるのはネイティブアプリケーション向けの.NET開発ツールとのこと。

 現在、それとは独立して全く新しい.NET開発向けのソリュ-ションを提供する計画があるそうだ。これはVisual Studio Shellを利用し、言語プラグインというかたちでの提供を検討しているとのこと。

 これによって、.NET 3.5フレームワークを完全にサポートしつつ、CodeGearおよびDatabaseGearの技術を活用して、データベースアクセスやASP.NET関連の機能で付加価値を提供していくという。また、開発者のためのALT.NETソリューションも探求していくとのことだ。

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