Javaを安心して使い続けるための“三種の神器”を提供! 富士通SSLのスペシャリストも認める「Java SE Advanced」の魅力

WebLogic Channel編集部
2015-03-23 17:00:00
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「開発元に日本語でサポートを受けながら、安心してOracle Java SEを使い続けたい」──そう考える企業の間で導入が進みつつあるのがOracle Java SEの有償ライセンス「Java SE Advanced」だ。同ライセンスの販売パートナーの1社、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリのスペシャリストらに、その魅力を聞いた。

Oracle Java SE 7のEOLに伴い関心が高まる。パートナー各社も活用ノウハウと併せた提供に注力

 本サイト掲載記事でも紹介してきたように、2015年4月、Oracle Java SE 7の公開アップデート(パブリック・アップデート)が最終期限(EOL:End of Life)を迎える。速やかにOracle Java SE 8にバージョンアップしていただくのが望ましいが、さまざまな事情から、すぐに移行するのは難しい企業もあるだろう。バージョンアップに際してのトラブルに備え、Oracle Java SEに対するサポートを受けたいという場合もあるかもしれない。

 そうした企業のニーズに応えて提供されているOracle Java SEの有償ライセンスが「Java SE Advanced」だ。昨今、「EOL後も現行バージョンのOracle Java SEを安心して使い続けたい」、「開発元からサポートを受けたい」といった企業の間で徐々に導入が進みつつある。

 Java関連ソリューションを手掛ける日本オラクルのパートナー企業も提供に力を入れており、各社はそれぞれに培ったノウハウも生かして企業のJava活用支援に当たっている。ここでは、そうした1社である富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)のスペシャリストらに聞いた、Java SE Advancedの魅力、導入メリットを紹介する。

企業がJava SE Advancedを求める3つの理由

 富士通SSLは、富士通グループの中核SIerの1社として、さまざま業界に向けて各種ITソリューションを提供している。Java開発に関しても多くの実績を誇り、高い設計/技術力を武器に、システム基盤構築を中心にSIサービスを提供。Oracle WebLogic Serverをはじめとするオラクル製品に関してもノウハウを豊富に蓄積している。

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部 第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 プロジェクト課長の小林弘泰氏
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部 第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 プロジェクト課長の小林弘泰氏

 同社は2013年よりJava SE Advancedの販売を開始したが、以前からOracle WebLogic ServerやJRockit VM※1の販売/サポートを行っていたこともあり、提供体制の構築はスムーズに進んだ。ユーザー企業の関心も高く、富士通SSLでオラクル製品を担当する小林弘泰氏(公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 プロジェクト課長)は、「特にOracle Java SEのEOLに関する認知が高まった昨年から、ご相談が増えてきました」と話す。

※1 Oracle WebLogic Server専用に提供されていたJVM。現在はJava SEのHotspot VMに機能が統合されている。

 小林氏によれば、同社の顧客企業がJava SE Advancedを求める理由は、次の3タイプに大別できる。

  • 開発元から日本語のサポートを受けたい
  • EOL後も長期にわたってアップデート・リリースの提供を受けたい
  • 障害時の対応や原因究明を迅速化したい

 逆に言えば、これらが今日、Javaを利用する多くの企業が直面している課題でもあるということだ。以下、それぞれのタイプについて、企業がどのような課題を抱えており、それをJava SE Advancedがどう解決するのかを見ていこう。

オープンソース・ユーザーにも最適。日本語サポートで問題解決を支援

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主任の濱谷芳明氏
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主任の濱谷芳明氏

 Oracle Java SEの開発元であるオラクルから日本語でサポートを受けたいという要望は、特にシステムを自社で保守運用しているユーザー企業から多く寄せられる。富士通SSLの濱谷芳明氏(公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主任)は、そうした企業がJava SE Advancedの導入を検討するのは、Java SE環境をバージョンアップするタイミングなどだと説明する。

 「当社のお客様の中には、まだOracle Java SE 6をお使いのところもあるのですが、それをバージョンアップした際、これまで問題なく動いていたアプリケーション機能が正常に動作しなくなったことからご相談をいただくケースがあります。Oracle Java SEの不具合情報などはWebサイトで公開されていますが、それらはすべて英語で提供されており、これが問題を自力で解決したいと考えるお客様にとって大きなハードルとなっています。日本語でサポートを受けられるJava SE Advancedであれば、この障壁がなくなるわけです」(濱谷氏)

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主幹エキスパートの木菱広士氏
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主幹エキスパートの木菱広士氏

 一方、日頃ユーザー企業の現場担当者とコミュニケーションする機会の多い木菱広士氏(公共ビジネス本部第二システム部 Oracleミドルウェア製品担当 主幹エキスパート)は、開発元によるサポートが受けられることの安心感を強調する。

 「無償版では、何か問題が起きた際に原因を深く究明するのが困難なため、それをリスクと認識されているお客様もいらっしゃいます。問題が生じたとき、開発元に問い合わせて原因を明確にできれば、アップデート・リリースを使ってOracle Java SEをバージョンアップするのがよいのか、それともアプリケーションを改修するのがよいのかといったことを的確に判断し、先に進むことができます。現場のエンジニアの皆様は、そうした点に強い安心感を抱かれるようです」(木菱氏)

 なお、最近はサーバ・サイドJavaだけでなく、クライアント・サイドJavaに関する相談も少なくないようだ。

 「『これまでクライアント・サイドJavaに関して疑問があっても、どこに聞いたらよいのかわからず困っていた』というお客様もいらっしゃいます。Java SE Advancedなら、何か問題が生じた際、開発元であるオラクルに原因や見解を聞いたり、支援を受けたりすることができます。クライアント・サイドJavaに関しても、サーバ・サイドJavaに劣らずJava SE Advancedのニーズがあると感じています」(濱谷氏)

 加えて、意外なところでも関心が高まっているようだ。小林氏は次のように語る。

 「当社にはオープンソースのサポートを専門とする部門があるのですが、その部門のお客様からJava SE Advancedの話を聞きたいとご相談をいただくケースが増えています。オープンソースに対しては各社がサポート・サービスを提供していますが、『よく考えたらJavaだけサポートを受けていなかった』といった具合です。『Javaのサポートがないのなら、オープンソースは使わない』という話が出ていたプロジェクトにJava SE Advancedをご紹介して事なきを得たケースもありました。

 Java SE Advancedは、オープンソースを使われるお客様にとっても心強いライセンスです。また、私たちSIerにとっては、オープンソースによるシステム構築のご提案に"抜けがなくなる"という点でサービス向上につながるライセンスでもあるのです」