受験者数1位、2位を独占! Java認定資格の受験者が急増している理由、受験のポイントは?

Oracle Java & Developers編集部
2017-05-15 11:00:00
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ここ数年、オラクルが提供するJava認定資格試験の受験者が急増しているという。その理由は何か、受験に際してのポイントは? 資格試験を企画/運営するOracle Universityの担当者に聞いた。

受験者数1位、2位を独占する人気ぶり。企業からも高評価


日本オラクル オラクルユニーバーシティビジネス推進部 担当シニアマネージャーの岡田大輔氏

 「オラクルの認定資格の中でも、Javaに関する資格試験の受験者数は2013年度から3年間で約2倍と大幅に伸びています。2016年3月から2017年3月までの1年間を見ても、Java SE 8に関する試験が受験者数のランキングで1位と2位を占める人気ぶりです」──そう話すのは、オラクルの研修/認定資格を提供する「Oracle University」においてJavaやOracle Databaseなどエンジニア向けの認定資格を担当する岡田大輔氏(日本オラクル オラクルユニーバーシティビジネス推進部 担当シニアマネージャー)だ。


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 岡田氏によれば、受験者数の増加に加えて、IT調査/コンサルティング会社による近年の意識調査において「実務で役立つ資格」、「キャリア形成に役立つ資格」としてオラクルのJava認定資格が1位※1を獲得しており、IT業界で高い認知と信用を得た資格として広く活用されていることが伺える。

※1 ITR、ITR Review「IT技術資格に関する意識調査2016」2017年2月号。

人気はOracle Certified Java Programmer。多くの開発者が実力の確認手段として活用

 ここで改めて、オラクルのJava認定資格の概要を確認しておこう。ご承知のとおり、オラクルは現在、全世界において技術者の認定資格プログラムを実施しており、国内でも多数の資格保有者数を誇る。その中で、日本においてJava開発者のスキルを認定するものが「Oracle Certified Expert」および「Oracle Certified Java Programmer」である。

 現在、Oracle Certified ExpertはJava EE 6に対応しており、Oracle Certified Java ProgrammerではJava SE 7、および最新のJava SE 8に対応したレベル別の認定資格が運営されている。


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 2つの認定資格のうち、近年、特に受験者が増えているのがOracle Certified Java Programmerだ。その理由について、岡田氏は「近年行われた資格制度の変更によって従来よりも受験しやすくなり、Java開発者が自身の実力を客観的に確認する手段として活用するケースが増えていることや、昇任/昇給の条件に同資格の取得を定める企業が増えていることなどが影響しているのではないか」と分析する。

 また、オラクルがサン・マイクロシステムズを買収する以前の時代、およびJava SE 6/Java EE 5以前の体系で資格を取得した人に対しては、現在の資格体系においても相当する新資格への移行パス、および差分試験に合格することによる新資格取得の移行パスが設けられており、こうしたことも受験者数の増加を促しているようだ。


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Gold、Silver、Bronze──3つのグレードの違いは?

 Oracle Certified Java Programmerには、レベルに応じて「Gold」、「Silver」、「Bronze」という3つのグレードが設けられている。このうち、Goldは「設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行えるレベル」、Silverは「上級者の指導の下で実装コードやテスト・コードなどを書けるレベル」のプログラマーであることを認定するもので、オラクルが全世界で提供する認定資格「Oracle Certified Associate」に対応した内容となっている。

 このうち、初めてJava資格を取得する開発者を中心に最も人気があるのがSilverで、Goldについては旧制度からの更新を含め、現場でJavaによる実装を手掛けてきた開発者による受験が多いという。


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 Bronzeは日本独自のグレードであり、これは「初めてJavaによるオブジェクト指向プログラミングを学んだ人が、その内容を理解できているレベル」であることを認定するものだ。特に日本では、企業に就職し、新人研修などで初めてJavaに触れる人が少なくない。そうした研修のゴールとしてBronzeの取得を奨励している企業も多く、こちらもニーズが高いという。

 つまり、これから資格取得を目指すのならばSilverあるいはBronzeに、現場である程度の経験を積んだ開発者がキャリア形成を意図して取得するのならGoldに挑むというのが一般的な目安となる。