SCSKの超高速アプリ開発基盤FastAPPが「Oracle Java Cloud Service」を正式サポート。その狙いは?

Oracle Java & Developers編集部
2017-02-06 11:00:00
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SCSKは、同社の業務アプリケーション開発/実行基盤「FastAPP」の実行プラットフォームとして、オラクルの「Oracle Java Cloud Service」を正式サポートした。その狙いを同社の担当者らに聞いた。

ノンコーディングで"超高速"かつ"高品質"なアプリケショーション開発を実現するFastAPP


SCSK ソリューション事業部門 AMO第二事業本部 先進開発部長の根本世紀氏

 ビジネスにおける“スピード”の重要性が高まる今日、業務に必要なITシステムをいかに迅速かつ低コストで調達するかが、企業の競争力を左右する大きな課題の1つとなっている。

 クラウドの登場により、ITインフラ環境の調達に関しては、この課題が大きく解消されつつある。一方、業務アプリケーションについては、業務要件を正確かつスピーディに実装し、その後の保守も円滑に行える手法/環境の整備に苦慮する企業が少なくないのが実情だ。

 この課題を解消し、企業が自社の要件に合致したアプリケーションをスピーディに開発するためのソリューションとしてSCSKが提供しているのが「FastAPP(ファストアップ)」である。このFastAPPでは、「より信頼性の高いクラウド・プラットフォーム上で業務アプリケーションを運用したい」という企業の要求に応えるべく、2016年4月より稼働推奨環境として「Oracle Java Cloud Service」を正式にサポートしている。FastAPPの開発/提供に努めるSCSKのスペシャリストらに、同ソリューションの特徴とOracle Java Cloud Serviceサポートの意義を聞いた。

 FastAPPの核となるのは、システム・インテグレーターとして豊富な実績を持つSCSKが独自のノウハウを基に生み出した業務アプリケーション開発/実行基盤だ。その特徴を、同ソリューションの開発を統括する根本世紀氏(ソリューション事業部門 AMO第二事業本部 先進開発部長)は次のように説明する。

 「Fast APPは当社独自の業務アプリケーション開発メソドロジーを標準化したものであり、極めて高い生産性と品質を両立させている点を特徴とします。これを使うことにより、お客様は各種の要件をGUI画面でビジュアルに設定していくだけで、コーディングを行わずに業務アプリケーションを開発することができます」


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 SCSKは2011年よりFastAPPの開発に着手。2013年以降は自社が手掛けるSI案件への採用を本格的に開始し、現在では流通業や金融業をはじめ、特に迅速なサービス開発が求められる業界/業種/業務を中心に70社以上で広く利用されている。ノンコーディング開発による高い生産性に加えて、要件定義の工程で作成した設計情報がそのままFastAPP基盤上で実行されるため、「作ったものがそのまますぐに動き、常に最新の設計情報が保持されるため、運用開始後の保守も極めて容易に行えます」と根本氏は話す。


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 また、設定ベースによる実装が難しい要件については、独自開発による部分的なカスタマイズにも対応可能な柔軟性の高さも備えており、アプリケーションを運用するインフラはオンプレミス環境からプライベート・クラウド、パブリック・クラウドまで、ユーザーのニーズに応じて幅広く選択できる。これらの技術要素や運用保守に加えて、導入検討時から運用フェーズまでカバーするサポートも含めた"マネージド・サービス"である点も、FastAPPの大きな特徴だと根本氏は説明する。


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