数千から数万台規模もOK。クライアントJavaの管理を劇的に効率化する Oracle Java SE Advancedの「Advanced Management Console」

Oracle Java & Developers編集部
2015-12-09 17:00:00
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アプレットやJava Web Startによる業務アプリケーションを運用している企業にとって、クライアント側Java環境の管理は煩雑で手間のかかる作業だ。Oracle Java SE Advancedで提供される「Advanced Management Console」を使えば、それを劇的に効率化することができる。

Oracle Java SE Advancedの「Advanced Management Console」が大幅に機能強化。多数のクライアントJavaの管理を大幅に効率化

 業務システムのクライアント・アプリケーションをJavaで開発/運用している企業にとって、多数のクライアントPCにインストールされたJava実行環境(JRE:Java Runtime Environment)の管理の効率化は、常に頭を悩ませている大きな課題であろう。特に近年はJavaの脆弱性も悪用した標的型攻撃などの手法により、企業の機密情報を狙ったサイバー犯罪が頻発している。アプレットやJava Web Startによる業務アプリケーションを運用する企業では、常に脆弱性への対策が施された最新のJREを利用することが必須となっている。

 そうした企業に向けて、オラクルは「Oracle Java SE Advanced」を提供している。これは次のようなサービス/ツールから成るOracle Java SEの有償ライセンスだ。

  • Oracle Java SEの公開アップデート終了後のアップデータ
  • 日本オラクルによるサポート
  • 障害解析ツール「Java Flight Recorder」と「Java Mission Control」
  • クライアントJava統合管理ツール「Advanced Management Console」

 例えば、Oracle Java SEの最新メジャー・バージョンはOracle Java SE 8だが、その前バージョンであるOracle Java SE 7は今年4月末に公開アップデートの終了(EoPU:End of Public Update)を迎えている。オラクルがOracle Java SEの公開アップデートに提供期限を設けているのは、世のJava環境の定期的なアップデートを促し、常に最新機能が取り込まれ、安全性が確保されたバージョンの利用を促進するためである。しかし、さまざまな事情から、公開アップデートのロードマップに合わせて自社のJava環境を更新できないケースもあるだろう。

 そのような企業は、Oracle Java SE Advancedを利用することで、EoPU後もセキュリティ脆弱性などを修正したアップデートを受けることができる。例えば、2014年2月にEoPUを迎えたOracle Java SE 6について言えば、Oracle Java SE Advancedユーザーに提供されるアップデータにより、EoPU後も170件以上の脆弱性が修正されている。


※クリックすると拡大画像が見られます

 また、Java Flight RecorderとJava Mission Controlは、本サイトでも度々紹介してきた障害解析ツールだ。これらのツールを使うことにより、Javaアプリケーションで生じたさまざまな障害の原因を迅速に究明し、解決に当たることができる。

 そして、両ツールとともに提供され、このところ多数のクライアントPCを運用する企業の間で注目度が高まっているのがAdvanced Management Console(以下、AMC)だ。同ツールは今年8月に2.0へとバージョンアップされ、大幅に機能が強化された。ここでは、このAMC 2.0の概要と活用メリットを紹介する。