フリートライアル実施中! Oracle Java Cloud Service──【後編】 Oracle Developer Cloud Serviceで継続的インテグレーションを今すぐ始める

Oracle Java & Developers編集部
2015-11-06 18:00:00
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Oracle Java Cloud Serviceを使うメリットの1つは、チーム開発環境「Oracle Developer Cloud Service」を無償で利用可能なことだ。これを使うことにより、「継続的インテグレーション」を実践するための環境を手軽に導入できるのである。

継続的インテグレーションのためのチーム開発環境が無償で使える

 ソフトウェアの品質向上や開発期間の短縮などを目指す開発手法として、国内の現場でも「継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)」の導入が進んでいる。CIの主な目的は開発中のソフトウェアの不具合を早期に発見することにあり、そのためにビルドやテストを継続的に実施し、ソースコードに問題がないかどうかを常時チェックする。これにより、バグなどの問題を早期に見つけて修正することが可能となり、手戻りなどによるプロジェクトへの影響を抑えられるというわけだ。

 Oracle WebLogic ServerをPaaSとして提供する「Oracle Java Cloud Service」では、このCIを実践するのに最適なチーム開発環境として「Oracle Developer Cloud Service」を無償で利用することができる。同サービスで提供されるのは、バージョン管理システム「Git」、CIツール「Hudson」、そして情報共有のための課題管理システムとWikiである。バージョン管理システムでソースコードを集約して管理しつつ、コードの追加や修正を行った場合にはHudsonで即座にビルドやテストを行い、さらに課題管理システムやWikiによって開発者間の情報共有を行えるというわけだ。


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 通常、CIを実践するためには、そのための環境を構築しなければならない。核となるのはバージョン管理システムとCIツールだが、それぞれの実行環境となるサーバを用意してセットアップを行い、自動的にビルドやテストが行われるようにセッティングするには相応の手間がかかる。

 これに対して、Oracle Developer Cloud Serviceでは、CIを行うための環境が事前に整っているため、最小限の手間で使い始められるほか、ビルドした内容は自動的にOracle Java Cloud Serviceにデプロイすることができる。「自社の開発でもCIを取り入れてみたいが、それを手軽に試せる環境がほしい」、「すでにCIを実践しているが、案件ごとにCI環境を作るのが面倒だ」といった企業に最適なサービスだと言えよう。

パブリック・クラウド上で使うGitとHudson

 Oracle Developer Cloud Serviceを使った開発において、中心的な役割を担うのがGitとHudsonだ。

 このうち、Gitは登録されたソースコードの差分情報をリポジトリに記録して管理するツールであり、ソースコードの内容や以前のバージョンとの差分などは、WebブラウザでOracle Developer Cloud Serviceにアクセスすることによって確認できる。

 また、無償で利用可能なEclipseプラグイン「Oracle Enterprise Pack for Eclipse」を使えば、Eclipseの開発画面からリポジトリ上のソースコードをダウンロード(プル)したり、アップロード(プッシュ)したりすることが可能だ。


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 リポジトリは複数作成することも可能であり、開発の内容などに応じてリポジトリを使い分けられる。外部のGitリポジトリを登録し、Oracle Developer Cloud ServiceのGitリポジトリと同様に管理することも可能なため、すでに運用中のGit環境やGitHubなどと連携させて使える点も利点の1つだ。


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 リポジトリにソースコードをプッシュした後は、Hudsonによって自動でビルドやテストを行うことになる。Hudson内から連携可能なビルド・ツールはMaven2/3、ant、Gradleであり、別途シェル・スクリプトを実行することもできる。さらにその後、Oracle Java Cloud Serviceの指定したインスタンス上にデプロイするといったところまでを自動化することができる。