Javaを安心して使い続けるための“三種の神器”を提供! 富士通SSLのスペシャリストも認める「Java SE Advanced」の魅力

Oracle Java & Developers編集部
2015-03-23 17:00:00
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EOL後もアップデート・リリースを受け、長期にわたって安心して使える

 EOL後もアップデート・リリースを受けられるという点も、Java SE Advancedの大きな利点である。

 「さまざまな事情から、Oracle Java SEのEOLのタイミングに合わせてメジャー・バージョンアップするのは難しいというお客様は少なくありません。そうしたお客様が、しばらくはアップデート・リリースで現行メジャー・バージョンを使い続け、準備が整った段階でバージョンアップするといった具合に移行タイミングを柔軟に選べるという点で、Java SE Advancedは非常に便利なライセンスです」(木菱氏)

 これまでは、一度作ったシステムのJava SE環境はバージョンアップしないことが多かった。しかし、今日ではセキュリティの観点から、システムは作り替えないとしてもJava SE環境はアップデート・リリースによって適宜バージョンアップすることが望ましい。Java SE Advancedは、Oracle Java SEを長く、安心して使い続けるためにも不可欠なライセンスなのだ。

Java Flight Recorderで障害対応や原因究明をスピード化。"迷宮入り"にはさせない

 そしてもう1つ、Oracle Java SEを利用する企業にとって非常に大きなメリットだと富士通SSLが評価するのが、障害解析ツール「Java Flight Recorder」だ。

 「自社でシステムを運用されているお客様にとっては、障害時の対応が大きな課題であり、当社にもよく『良い方法/ツールはないか?』といったご相談をいただきます。そうしたお客様には、オラクルが提供する標準の障害解析ツールとしてJava Flight Recorderをご紹介しています。金融業をはじめ、止められないシステム、ミッション・クリティカル・システムを運用されているお客様には、特にお勧めしたいツールです」(濱谷氏)

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ セキュリティソリューション本部 ビジネス推進部 担当部長の山田久生氏
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ セキュリティソリューション本部 ビジネス推進部 担当部長の山田久生氏

 富士通SSLでは、Java Flight Recorderの利用実績や活用ノウハウを積極的に蓄積し、同社SIサービスを通して顧客にも提供している。その中で、「Java Flight Recorderが、これまで原因究明が進まず、迷宮入りしていたようなトラブルの解決に役立っている」と同社の山田久生氏(セキュリティソリューション本部 ビジネス推進部 担当部長)は話す。

 「あるお客様で、当社が導入をご支援したOracle WebLogic Server上のアプリケーションに障害が発生したときのことです。お客様による原因切り分けの結果、アプリケーションには問題のないことがわかり、Oracle WebLogic Serverに疑いが向きました。そこで、私たちがJava Flight Recorderを使って原因究明を行ったところ、実はOracle WebLogic Serverの問題ではなく、お客様が独自に追加したフレームワーク・ライブラリが原因だとわかったのです」(山田氏)

 今日の企業システムは、OS、ミドルウェア、各種ライブラリ、アプリケーションとさまざまなレイヤで構成されており、それぞれのレイヤの導入担当組織が異なる場合が少なくない。そうしたシステムでは、障害時の切り分けや原因究明が難しく、原因不明のまま迷宮入りしてしまうこともある。

 「しかし、Java Flight Recorderを使えば、障害の原因がどこにあるのかを突き止めることができます。Java Flight Recorderで各レイヤのログを記録し、Java Mission Controlで可視化することにより、それぞれのレイヤの稼働情報をドリルダウンしながらビジュアルに調べていけるのです。これまでに対応した障害の中には、Java Flight Recorderがなければ解決できなかったものもあります。今やこのツールを使わない障害対応は考えられないほど便利で強力なツールなのです」(山田氏)

 動作時のオーバーヘッドが少ないため、本番環境やテスト環境で常に動作させ、必要な時点でログを出力できることも大きなメリットだ。

 「本番環境やテスト環境で常に動作させておき、何か障害の予兆が現れたら自動的にログを出力し、後でそれを調査するといった使い方をしています。あたかも、過去に遡るようにして調べられるわけです。従来のツールでは、こうしたことは不可能でした」(山田氏)

 山田氏らは試行錯誤を重ね、必要なログを最小のオーバーヘッドで取得するための設定に関するノウハウを蓄積し、社内で共有しているという。

 加えて、Java Flight Recorderはサポートの観点でも非常に有用なツールだと山田氏は説明する。

 「お客様のシステムで何か問題が起きた際、以前はお客様ご自身でガーベジ・コレクションのログなどを取得していただき、それを私たちが解析して原因究明を行っていました。お客様が作業に不慣れな場合、ログを取得していただくだけでも一苦労でしたね。しかし、Java Flight Recorderであれば簡単な設定でログを出力できます。これによってお客様の負担は大きく減り、対応のスピードも上がるわけです」(山田氏)

 Java SE 7 Update 40以降、Java SE AdvancedはOracle Java SEにバンドルされており、Hotspot VMの起動パラメータを設定するだけで使うことができる。「Oracle Java SE 6などからOracle Java SE 8にバージョンアップされるお客様は、ぜひ併せてJava SE Advancedを導入し、Java Flight Recorderをご活用いただきたいですね」と山田氏は語る。

企業システムのセキュリティ強化、現場エンジニアの支援でJava SE Advancedを活用

 このように、Javaを利用する企業に多くのメリットをもたらすJava SE Advancedだが、まだ同ライセンスの存在を知らない現場担当者もあるようだ。富士通SSLでは今後、Java SE Advancedの一層の認知向上に努め、同社が蓄積した技術力やノウハウを広く提供していきたいと考えている。

 また、富士通SSLのJava関連サービスの拡充でも、Java SE Advancedは大きな役割を果たしそうだ。同社は今後、Javaに関して「セキュリティ向上」と「開発現場の支援強化」に力を入れていくことを考えている。

 「企業システムに対するサイバー攻撃が激化している今日、Javaに関してもセキュリティ向上をより重視していきます。それには、オラクルが定期的にリリースするセキュリティ・パッチなどで適宜バージョンアップしていくことも有効策の1つです。今後は、そのことをお客様に十分ご認識いただくよう努めるとともに、長期にわたって安心してJavaをお使いいただくために、環境構築から保守までのライフサイクル全般を通したコンサルティング・サービスの提供などを検討しています」(小林氏)

 一方、「開発現場の支援強化」では、ツールの積極的な活用がテーマの1つとなる。「近年はJavaの適用領域が広がり、現場における品質管理や障害対応の難易度が高まっています。幸い、現在はJava Flight Recorderなどの有用なツールが登場してきているので、それらをより多くの現場SEに展開し、活用を支援していきたいと考えています」と小林氏は展望を語る。

 以上、ここでは富士通SSLのスペシャリストに聞いたJava SE Advancedの利点を紹介した。開発元からの日本語による「サポート」、セキュリティ・パッチを含む「長期アップデート」、そして万が一の際の「障害解析ツール」という"三種の神器"を提供するJava SE Advancedは、今後、企業が長期にわたり安心してJavaを利用していくうえで不可欠のライセンスとなるかもしれない。その活用に関して豊富なノウハウを蓄えた富士通SSLなどSIerの支援を得ることで、その効力はさらに高まるのだ。

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  • イベント名:Java Day Tokyo 2015
  • 開催日:2015年4月8日(水)
  • 会場:東京国際フォーラム(東京 有楽町)
  • 参加費:無料
  • 詳細/参加登録:
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