“超初心者”歓迎! 5月から、WebLogic Server勉強会がJava EE初級者向けカリキュラムをスタート

Oracle Java & Developers編集部
2014-05-09 11:00:00
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Oracle WebLogic ServerによるJava EEシステムの開発/運用管理ノウハウをレクチャーしている「WebLogic Server勉強会」が、2014年5月より初級者向けのカリキュラムを開始する。

 「Oracle WebLogic Serverを存分に使いこなしてもらうための開発/運用管理ノウハウを、もっと多くの人に伝えたい」──そんな思いから2009年にスタートした「Oracle WebLogic Server勉強会(以下、WebLogic Server勉強会)」が、2014年5月より、初めてJava EEによるシステム開発/運用管理に取り組む方々を対象に“超初級者”向けのカリキュラムを開始するという。企画/運営を担当する日本オラクルの佐々木政和氏(Fusion Middleware事業統括本部)が、同勉強会の特色と、5月から実施するカリキュラムについて語った。

これまで東京、大阪、名古屋で開催し、延べ4100名以上が参加。毎回3~5割が新規参加者

日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部の佐々木政和氏
日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部の佐々木政和氏

 私は、これまで14年間、Oracle WebLogic Serverにかかわってきましたが、その間、多くのユーザーに接する中で、いつも感じてきたことがあります。それは、「長くお使いの方でも、意外とOracle WebLogic Serverの機能や活用法について、ご存じないことがある」ということです。Oracle WebLogic Serverは、皆さんのシステム開発や運用管理の基盤となるミドルウェアです。その能力をフルに使いこなしていただけば、品質の高いシステムを実現できたり、開発や運用管理が楽になったり、最新のテクノロジーをいち早く取り込めたり、コストが削減できたり、早く家に帰れたり(笑)といったメリットが得られるのですが、現実には、便利な機能をご存じなかったり、間違った使い方をしていたりする方が少なくないのです。

 そうした方々に、Oracle WebLogic Serverを余すところなく使いこなしていただくためのノウハウをお伝えしたいと考えてスタートしたのが、WebLogic Server勉強会です。この勉強会では、第一線で活躍する日本オラクルのエンジニアや教育コンサルタントが、それぞれの担当領域に関して検証や実プロジェクトで得たノウハウも交えながら、彼らしか語れない活用ノウハウをご紹介しています。

 もちろん、Oracle WebLogic Serverを使いこなすためのヒントを知っているのは、日本オラクルの者だけではありません。パートナー企業やプロジェクトの開発現場などで活躍されているスペシャリストの方々にもボランティアで講師をお願いし、それぞれの得意領域についてノウハウを披露していただいています。

 そのようにして2009年4月より開催してきたWebLogic Server勉強会は、おかげさま先頃5周年を迎えました。この間、東京、大阪、名古屋で計70回以上、ここ数年は毎月のペースで開催。延べ4100人以上と、多くの方々にご参加いただきました。

 参加者の内訳は、ユーザー企業やパートナー企業の開発者やシステム運用管理者のほか、システム・インテグレーターでサービス企画に携わる方、学生さんなど、実にさまざまです。また、毎回3~5割の方が初参加といった具合に、参加者が固定していないことも特色の1つと言えるでしょうか。Oracle WebLogic Serverをお使いの方だけでなく、これから使う予定の方も参加されています。

 勉強会は毎回、皆さんが集まりやすい午後6時半~7時にスタート。そこから1時間半ほどかけ、前半1時間、後半30分の2部構成で実施しています。最近は前半に座学スタイルのセッションを行い、後半では「Lightning Talksセッション」や「お悩み相談室、Q&A」を実施するというスタイルが定着していますね。

 これまでにどのような内容のセッションを行ってきたのかはWebLogic Server勉強会のWebサイトでご確認いただけますが、以下に主なセッションの内容を抜粋してみます。

【WebLogic Server勉強会で実施した主なセッション】

セッション概要
「クイズで確認!WebLogic Serverチューニング実践編」クイズ形式でパフォーマンス・チューニングの実践ノウハウを学ぶセッション。初めに、実際に発生しがちなチューニング関連の問題に関するクイズを出題し、参加者の経験談なども聞きながら正解までのプロセスを説明する
「Oracle WebLogic Server セキュリティ」Oracle WebLogic Serverで使用されているセキュリティ・フレームワークの概要からセキュリティ・レルムの構成方法、ユーザーの変更管理、シングル・サインオンなど、主なセキュリティのポイントを解説する
「W-1グランプリ:WebLogic Serverクイズ王決定戦」参加者の中で、「誰が最もOracle WebLogic Serverに詳しいか」を競うクイズ大会。日頃の鍛錬の成果を試すべく、Oracle WebLogic Serverに関する難問/奇問(?)が出題される(これまでに3回開催)
「JavaServer Faces 2.0入門」Java EE 6の標準プレゼンテーション・フレームワークである「JSF(JavaServer Faces) 2.0」の基礎から、JSFを使ったリッチ・クライアントの開発方法までを解説する
「Lightning Talksセッション」&「お悩み相談室、Q&A」不定期で、有志が自由なテーマで短時間のプレゼンテーションを行うLightning Talksセッションや、参加者からのOracle WebLogic Serverに関する質問に答えるお悩み相談室/Q&Aを実施

※各回に実施したセッションの内容については、WebLogic Server勉強会のWebサイト参照

 また、過去に開催した勉強会のレポート記事は、「WebLogic Server勉強会通信」でお読みいただけます。

 各セッションは、それぞれ完結した内容となっているので、「これはぜひ聴きたい」という回だけご参加いただいてもよいですし、もちろん毎回の参加も大歓迎です。

 ちなみに、「お悩み相談室、Q&A」では、Webサイトで参加登録いただく際、任意でお寄せいただいた質問やお悩みにお答えしています。「こんな場面では、どういう設定で運用するのがベターか?」、「こういうシステムでは、リソースをどうサイジングすべきか?」といったOracle WebLogic Serverの運用管理に関する質問のほか、ライセンスの考え方に関することなど、さまざまな質問にお答えしています。事前にいただいた質問の内容に応じて、その都度、適切なメンバーが回答者として対応しますので、Oracle WebLogic Serverに関してわからないこと、疑問に思うことがおありの際は、何でもお尋ねください。

“目からウロコ”な話が盛り沢山。参加者同士でつながれば、エンジニア・ライフはもっと充実する

 先にもお話ししたように、こうしたセッションなどを通じて、皆さんにOracle WebLogic Serverをフルに使いこなしていただくための情報をお伝えすることが、開催目的の1つです。実際に参加された方からは、「こんな使い方があるとは知らなかった」、「この機能のことを知っていれば、あの案件はもっと楽にこなせた」、「あの機能に関して、自分のこれまでの使い方が間違っていたことがわかった」といった感想をいただいています。

WebLogic Server勉強会の会場風景
WebLogic Server勉強会の会場風景

 また、もう1つ、ぜひ実現したいと思っていることが、Oracle WebLogic Serverをきっかけにして、大きな"エンジニアの輪"を作ることです。

 特にシステム運用管理者の皆さんは、普段1人で業務に当たることが少なくないのではないでしょうか。1人でシステム運用管理のことを勉強したり、いろいろな調査を行ったり、障害などに対応したりしていると、重圧も感じるでしょう。そういう生活を続けていると、孤独を感じたりしませんか?

 私たちは、そういう方にこそWebLogic Server勉強会にご参加いただき、ほかのエンジニアと知り合い、つながりを持っていただきたいと思っているのです。勉強会の中でいろいろとコミュニケーションできるのはもちろん、毎回、終了後に開催している懇親会にご参加いただき、さらに深く語り合っていただいてもよいでしょう。そのようにして知り合った方々が、その後も個人的に情報交換したり、Facebookコミュニティ「やっぱりWebLogic!」でつながったりしています。

 こうした関係が育っていけば、やがて「この問題で困ったら、あの人に聞け!」という助け合いのネットワークとして機能する可能性もありますし、何よりITプロフェッショナルとして同じ道を進む仲間ができるのはよいことです。ちょっと大げさなことを言うと、私たちはWebLogic Server勉強会を通じて、皆さんのITプロフェッショナルとしての人生の充実に、少しでも役立ちたいと思っているのです。

5月から、初級者向けのカリキュラムを拡充。Java EE初級者は、ぜひ参加を!

 このような具合に開催しているWebLogic Server勉強会ですが、6年目に入る5月からは、Java EE開発やアプリケーション・サーバの運用管理に初めて取り組む初級者の方に向けたカリキュラムを充実させます。具体的には"超初級者向け"として、Java EEでアプリケーションを作り、デプロイしてテスト、運用管理するという流れを一通りカバーする内容のカリキュラムを予定しています。「実際にアプリケーション・サーバも使って手を動かしながら学びたいけど、何から始めたらよいかわからない」という方へのガイダンスとなるカリキュラムにしたいと思っていますので、これからJava EEに取り組む方、アプリケーション・サーバの運用管理に取り組む方には最適な内容でしょう。講師を務めてくれるのは、オラクルユニバーシティでJava/Java EE関連セミナーの企画を担当している岡田大輔さんです。

【5月以降に予定している“超初級者向け”カリキュラム】

開催日 テーマ 内容(予定)
5月27日(参加申し込み 「Java EE & Oracle WebLogic Server入門」

Webアプリケーションの概要、JavaおよびJava EEの特徴、企業向けアプリケーションのフレームワークなどについて解説。また、次回以降に使用するアプリケーション・サーバ環境の準備として、Oracle WebLogic Serverのインストール、ドメイン作成、サーバの起動/停止などについて説明する

6月24日 「JSF入門」

Webアプリケーションのユーザ-・インタフェースの要件、JSFの特徴と構成、画面遷移について説明したうえで、JSFの画面コンポーネント、入力値が適正な範囲かどうかなどをチェックするバリデーション機能、Ajax対応などについて解説する

8月(調整中) 「EJB&CDI入門」

EJB(Enterprise JavaBeans)の特徴、種類、トランザクションとセキュリティ制御、依存性の注入によるコンポーネント間の連携、Beanのライフサイクル管理などについて解説する

10月(調整中) 「JPA入門」

JPA(Java Persistence API)の特徴、O/Rマッピング、EJBからのJPAの利用方法などについて解説したうえで、最後にこれまでの内容を総括する

 なお、これらのカリキュラムは各回の前半で実施し、後半では、これまでどおり「Lightning Talksセッション」や「お悩み相談室、Q&A」を設ける予定なので、初級者じゃないという方にもご満足いただけるはずです。皆さん、ぜひ奮ってご参加ください。参加申し込み方法については、勉強会のWebサイトをご覧ください。お仕事が終わった後、皆さんとWebLogic Server勉強会でお会いするのを楽しみにしています!

【WebLogic Server勉強会 関連情報】