「Oracle Linux+Oracle WebLogic Server」で、ITインフラのコストはまだ下がる! コスト面で「Red Hat Enterprise Linux+Red Hat JBoss EAP」を大きく凌駕!!

Oracle Java & Developers編集部
2014-02-26 17:00:00
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Linuxをアプリケーション実行基盤として使うのなら、Oracle WebLogic Serverでさらなるコストダウンを。実はJBoss EAPよりも安く済む

 Linuxの保守料金を見直すのなら、併せてLinux上で稼働するJavaアプリケーション実行環境(アプリケーション・サーバ)のサポート料金を見直すこともお勧めしたい。

 これまでコストを重視してRed Hat Enterprise Linuxを使用してきた企業では、アプリケーション・サーバとしてRed Hat JBoss Enterprise Application Platform(EAP)を利用しているケースが多いだろう。ライセンスが無償(オープンソース)のJBossを、有償サポート契約を結んで使うというパターンである。企業が利用する場合、これが最も安い選択だと思われるかもしれないが、実はそうではない。オラクルが提供する高性能なアプリケーション・サーバ「Oracle WebLogic Server」と比較してみよう。

 JBoss EAPのPremium EditionとOracle WebLogic ServerのStandard Editionでは、いずれも24時間365日対応のサポートが提供される。JBoss EAPの場合、ライセンス料金は無償。サポート料金はCPUのコア数に連動しており、最小単位は16コア、年間のサポート料金は125万円である。

 これに対して、Oracle WebLogic Serverの場合、ライセンス料金とサポート料金はいずれも有償。料金は物理CPUの数に連動しており、CPUのコア数は問わない。最小単位は1CPUで、1CPU当たりのライセンス料金は109万円、サポート料金は1CPU当たり年額24万円となる。

 ここで1つ、十分にご検討いただきたいことがある。一度導入したアプリケーション・サーバは、果たして何年くらい使い続けるだろうか。もちろん、これはシステムの特性によって異なるが、短期間で頻繁に入れ替えるケースは少なく、5年程度は使い続けるというケースが大半ではないだろうか。

 それでは、アプリケーション・サーバを5年間使い続けると想定した場合、ライセンス料金とサポート料金の総額は、Oracle WebLogic ServerとJBoss EAPでそれぞれどの程度になるのか。それを比較したのが次の表だ。

 この結果から、5年間の総額では、Oracle WebLogic Serverが3割近く割安であることがおわかりいただけるだろう。しかも、コア数に連動するJBoss EAPに対して、Oracle WebLogic ServerはCPU数で料金が決まるため、コア数の多い高性能なCPUを使えば、JBoss EAPに対するコスト優位性はさらに高くなる。

Oracle WebLogic ServerならJava SEの長期保守ライセンスが付属。セキュリティ面でも長期間にわたり安心して使える

 JBoss EAPと比較したOracle WebLogic Serverのメリットはこれだけではない。オラクルが別途有償で提供している「Java SE Advanced」のJava SE長期保守が標準で付属していることも大きなポイントだ。Java SE Advancedとは、次のようなサービスから成る有償ライセンスである。

  • Java SEの無償保守期間終了後も、セキュリティ脆弱性や不具合に対応するためのパッチを長期間にわたって提供
  • システムの稼働情報記録ツール「Java Flight Recorder」やシステムの問題究明ツール「Java Mission Control」など、Java SEの利用価値を高めるツールの提供

 JBoss EAPを利用する企業では、オラクルが提供する無償のJava SEを利用しているケースが多いだろう。Java SEには無償保守期間が定められており、例えば2012年7月にリリースされたJBoss EAP 6が準拠するJava SE 7の場合、無償保守期間は2015年3月が予定されている。つまり、JBoss EAP 6のリリースから2年後となる来年半ば以降、Java SE 7のアップデートは無償では受けられなくなる。OSやミドルウェアのセキュリティ脆弱性を突いたサイバー攻撃が頻発している昨今、セキュリティ脆弱性を修正したアップデートを受けられない環境を使い続けることには大きなリスクが伴う。

 これに対し、Oracle WebLogic ServerはJava SEの長期保守を標準で同梱している。例えば、2011年12月にリリースしたOracle WebLogic Server 12cが準拠するJava SE 7の場合、2019年7月末までアップデートを受けられる。JBoss EAP 6の約2年に対して、Oracle WebLogic Server 12cの場合は約7年半もの間、オラクルが責任を持ってセキュリティ脆弱性を修正したアップデートを提供するわけだ。前述したように、通常5年程度は稼働し続ける企業システムのライフサイクルを考えた場合、システムを安心して使い続けられるという点で、この長期サポートは大きな魅力と映るはずだ。

 もちろん、JBoss EAPでも、オラクルのJava SE Advancedを別途購入して、Java SEの長期保守サポートを受けることはできる。ただし、その場合はJava SE Advancedの料金が加算されることになり、長期間使い続けた場合のOracle WebLogic Serverとの費用差はさらに広がることになるので注意されたい。

仮想環境とOS、アプリケーション・サーバを組み合わせて使うと、オラクル環境のコスト・メリットはさらに高まる

 以上のように、Oracle LinuxとOracle WebLogic Serverは、オープンソースのRed Hat Enterprise LinuxとJBoss EAPに対してコスト面で大きなメリットを持つ。そして、この優位性は、Oracle LinuxとOracle VM、Oracle WebLogic Serverを組み合わせて利用した場合には一層拡大する。

 ここで、仮想環境からOS、アプリケーション・サーバまでを組み合わせて利用した場合のコストを比較してみよう。仮想化プラットフォームとしてVMwareを使い、その上でRed Hat Enterprise LinuxとJBoss EAPを組み合わせて5年間利用した場合のコストと、Oracle VM上でOracle LinuxとOracle WebLogic Serverを組み合わせて5年間利用した場合のコストを比較した結果は次のようになる。

 この結果からもわかるように、「Oracle Linux+Oracle VM+Oracle WebLogic Server」の環境に移行すれば、5年間で約400万円(約44%)ものコスト削減効果が生まれる。この比較は小規模なシステムを想定したものだが、システムの規模が大きくなれば、両者のコスト差はさらに広がる。

 しかも、ご注意いただきたいのは、このコスト比較では「VMware+Red Hat Enterprise Linux+JBoss EAP」側にJava SE Advancedのライセンス料金を含めていないということだ。これを含めて比較した場合、「Oracle Linux+Oracle VM+Oracle WebLogic Server」のコスト優位性はさらに高まる。長期間にわたり安心して使える「Oracle Linux+Oracle VM+Oracle WebLogic Server」のほうが、実はコストも大幅に安い。これが厳然たる事実なのである。

 これまで多くの企業はITインフラのコスト削減に多くの努力を傾けてきた。もはや手を入れられる場所はないと諦めておられるかもしれないが、少し視点を変えれば、まだコスト削減の余地は残されている。繰り返すが、ITインフラのコスト削減を図るうえでの鍵は、「OSやアプリケーション・サーバの保守料金」だ。利用するサービスやシステムの性能/品質を落とすことなく、これらのコストを削減する手段が今すぐに利用できる。これらをうまく活用してITコスト構造の見直しを図り、貴重な資源をさらなる成長のための投資に振り向けていただきたい。

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