「Oracle Linux+Oracle WebLogic Server」で、ITインフラのコストはまだ下がる! コスト面で「Red Hat Enterprise Linux+Red Hat JBoss EAP」を大きく凌駕!!

Oracle Java & Developers編集部
2014-02-26 17:00:00
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企業のIT予算の多くを占める運用保守コスト。その削減に努めてきた企業に朗報だ。ITインフラの保守コストはまだ下げられる。特にRed Hat Enterprise LinuxやRed Hat JBoss Enterprise Application Platformといったオープンソース・プロダクトを利用している企業には、ぜひここで紹介するオラクルのソリューションをご活用いただきたい。企業が長期間にわたり安心して使いたいと考えた場合、「オープンソースだから安い」は常識ではないのだ。(編集部)

ITの進化、顧客ニーズの多様化が、より高度なIT活用を企業に求める。そのための余力はITインフラ・コストのさらなる削減で確保

 今日、企業のIT予算は、テクノロジーの面でも、またビジネスの面でも、大きなプレッシャーにさらされている。その根底にあるのは「ITの進化」と「消費者ニーズの多様化」だ。

 スマートフォンやタブレットといったパーソナルなデバイスの日常生活への浸透、あるいはMachine to Machine(M2M)やInternet of Things(IoT)などと称される各種高機能デバイスを活用したビジネス/サービスの普及により、企業が扱うデータの量や、その処理に要するスピードは、従来とは比較にならないレベルに増大している。

 また、消費者ニーズの変化が、企業のビジネス環境をより厳しいものにしている。これまで企業は、自社顧客の9割程度のニーズを満たせば、十分な成果を収めることができた。ところが現在では、消費者ニーズの多様化や変化の激しさから、この9割のニーズを満たし続けることも難しくなってきている。今日獲得した勝者の立場が、明日も掌中にあるとは限らないのだ。

 こうした状況に対応しつつ、さらなる成長を目指す企業が取り組むべきことは何か。進化/多様化するITの活用スタイルに追随し、また消費者のニーズを的確にとらえ、俊敏に対応していくために、企業はより高度なIT活用、新たなIT活用、すなわち「ITによるイノベーション」に、より多くの投資を振り向ける必要がある。


日本オラクル 製品戦略統括本部 Oracle Linux & Oracle VM営業部 部長の松崎展晃氏

 しかし今日、企業のIT予算の7~8割は、既存のIT資産、特にITインフラの運用保守に費やされていると言われる。こうした状況を放置したままで、イノベーションのためのIT投資を捻出するのは困難だ。それでは、どうすべきか? 答えは明白である。現在、ITインフラに費やしている多額のコストを削減するのだ。日本オラクル 製品戦略統括本部 Oracle Linux & Oracle VM営業部 部長の松崎展晃氏は次のように語る。

 「今日の企業経営では、さらなる成長に向けて『より高度な情報活用』や『ITを活用したサービス』への投資にいかに力を注ぐかが、極めて重要なテーマとなっています。つまり、企業ITの主要テーマは『イノベーションへの投資』です。同時にその裏側では、これまで多くのコストを占めてきたITインフラを極力シンプル化/均一化し、低コストで安定したものを作ること、つまり『ITのシンプル化』が大きな課題となっています。オラクルは長年にわたり、この表裏一体とも言える2つのテーマを追求してきました」

ITインフラのコストはまだ下げられる。ポイントは「OSやアプリケーション・サーバの保守料金」

 もちろん、これまでも企業はITコスト構造の見直しに取り組み、その改善に努めてきた。その努力は極限に達したと思われるかもしれないが、実はまだ手を入れる余地が見られる。その1つが「OSやアプリケーション・サーバの保守料金」だ。

 ITインフラのコスト削減策の一環として近年、多くの企業がメインフレームやオフコンから、より安価なIAサーバへの移行を進めてきた。その際に選択されるOSの1つがLinuxである。企業で広く利用されているLinuxディストリビューションとしてはRed Hat Enterprise Linuxが挙げられるが、これについて発生している保守料金を大きく削減する方法があるのだ。それは「Oracle Linuxへの移行」である。松崎氏はOracle Linuxの特徴を次のように説明する。

 「オラクルが無償で提供するOracle Linuxには、2つの特徴があります。1つ目は『ローリスクで高いコスト削減効果が得られる』こと。2つ目は、『オラクル製品の実行環境として最適化された、最も信頼性の高いOS』であるということです」

Oracle LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと完全互換。既存のRed Hat環境を、そのままOracle Linuxとしてオラクルがサポート

 「ローリスクで高いコスト削減効果が得られる」という特徴について具体的に説明しよう。これに関してポイントとなるのは、「Oracle Linuxは、Red Hat Enterprise Linuxと完全互換である」ということだ。Oracle LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと完全互換のカーネルを提供しており、Red Hat Enterprise Linux上で稼働するシステムは、そのままOracle Linux上に移行することができる。

 加えて言えば、Oracle Linuxのサポート契約を結ぶと、Red Hat Enterprise LinuxとしてインストールしたLinux環境のサポートを、引き続きオラクルから受けることができる。つまり、サポート契約の手続きを行うだけで、既存のRed Hat Enterprise Linux環境には手を入れることなく、Oracle Linuxへの移行が完了するわけだ。

 また、オラクルは現在、自社ソフトウェア製品のほとんどすべてをOracle Linux上で開発およびテスト、チューニングしている。つまり、オラクル製品はOracle Linuxに最適化されている。これが2つ目の「オラクル製品の実行環境として最適化された、最も信頼性の高いOS」という特徴につながる部分であり、Oracle Linuxがオラクル製品を最も安心して使えるプラットフォームである理由ともなっている。

 「Unbreakable Enterprise Kernel(UEK)」と呼ばれる独自の堅牢なLinuxカーネルを利用できる点も大きな特徴だ。Oracle Linuxでは、Red Hat Enterprise Linuxと完全互換の2.6系カーネルと、オラクルのソフトウェア製品に最適化されたUEKのいずれかをシステム起動時にユーザーが自由に選ぶことができる。オラクル製品の稼働環境としてUEKを選択すれば、より高い性能や信頼性が得られるというわけだ。

Red Hat Enterprise LinuxからOracle Linuxにライセンスを切り替えるだけで大幅にコストダウン

 それでは、上記のような特徴を備えるOracle Linuxにより、具体的にどの程度のコスト削減が見込めるのだろうか。例えば、2CPUソケットまでのエディションで比較した場合、Oracle Linuxは24時間365日対応のサポート料金が5万4,240円(年額)となるが、Red Hat Enterprise Linuxの場合は同条件で16万3,000円(年額)となる。つまり、既存システムにはまったく手を入れることなく、単にOracle Linuxにライセンスを切り替えるだけでコストを約3分の1に圧縮できるのである。

 また、近年はシステムの集約率を高めるために仮想環境でLinuxを使うケースが多く見られるが、その場合のコストも比較してみよう。実は仮想環境で使うと、コスト・メリットはさらに大きくなる。

 Oracle Linuxは、仮想環境で稼働が許されるゲストOSの数に制限を設けていない。したがって、仮想環境で多くのゲストOSを使用しても、サポート費用は5万4,240円(年額)と変わらない。

 これに対して、Red Hat Enterprise LinuxでゲストOS無制限のライセンスを利用した場合、24時間365日対応のサポート料金は42万2,400円(年額)となる。つまり、Oracle Linuxに移行すれば、仮想環境で使用する場合のサポート料金は約8分の1程度にまで削減できる計算となる。ITインフラのコストダウンを考えるうえで、これは無視できない金額だろう。

 さらなるコスト削減に踏み込むのなら、オラクルが提供する「Oracle VM」を組み合わせるのも有効だ。Oracle VMはオープンソースのXenを独自拡張して開発された仮想化プラットフォームである。ライセンスは無償でサポート料金も安価なため、コスト負担を抑えつつ仮想環境を構築することが可能となる。Oracle Linuxや他のオラクル製品と併せて、オラクルからワンストップのサポートを受けられる点も大きなメリットだ。