システムの詳細な稼働情報を記録/可視化する「Java Flight Recorder」と「Java Mission Control」がJava SE 7のHotspot VMで利用可能に!

Oracle Java & Developers編集部
2013-10-28 11:00:00
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アプリケーションからシステムI/Oまで、稼働状況をわかりやすくビジュアル化──Java Mission Control

 一方、Java Mission Controlは、Java Flight Recorderで記録した情報や動作中のJVMの情報を基に、システムの稼働状況をさまざまな角度/深度でビジュアルに分析し、問題の原因をいち早く究明するためのツールだ。スタンドアロンのツールに加えて、Eclipseプラグインとしても提供している。

 Java Mission Controlを使うことにより、OSレベル(ヒープ使用量やCPU使用率、I/O情報など)からJVMレベル(ガ-ベジ・コレクションによる停止時間など)、アプリケーション・レベル(サーブレットの動作状況など)までの情報を確認しながら、システム障害や性能低下の原因を調査することができる。


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 「Java Mission Controlは、Oracle WebLogic Serverを含むシステム全体の稼働状況を監視/調査するためのツールとして機能拡充が図られており、オラクル自身もサポート・サービスなどで活用しています。

 例えば、あるお客様のシステム環境でOracle Exadataの性能検証に使用した際、他のサーバで動作するJavaアプリケーションからOracle Exadataへのアクセスにおいて、急にターン・アラウンド・タイム(TAT)が遅くなるという現象を検出しました。その原因をJava Flight RecorderとJava Mission Controlで探ったところ、サーバとのソケット通信の性能に極端なばらつきがあることがわかったのです。そこでハードウェアの調査を行ったところ、両者を接続するハブのポートに接触不良が生じ、パケット落ちが発生していることが判明しました。

 通常、こうしたハードウェア・レベルの不具合を見つける調査には多くの時間がかかりますが、I/Oの可視化まで行えるJava Mission Controlにより、問題の範囲を速やかに絞り込み、短時間で原因を究明することができたのです」(新井氏)

 また、アプリケーションのレベルでも、例えば「どのコード・パスの実行に時間がかかっているか」といった情報を即座に視覚化し、性能改善に役立てるといったこともできる。


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 以上のような特徴を備えるJava Mission ControlとJava Flight Recorderは、まさにOracle WebLogic Serverでミッション・クリティカル・システムを運用する企業が求めるツールだと言えよう。ぜひ最新のJava SE 7 Updateを入手して、両ツールの機能をお試しいただきたい。

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