ときは今!Java EE活用価値の再発見を

Oracle Java & Developers編集部
2013-07-31 16:00:00
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Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)は、今やエンタープライズJava開発の標準フレームワークとして大きな進化と発展を遂げ、世界各国の開発現場で着実な広がりを見せている。しかし日本では、レガシーで独自性の強いJavaフレームワークを使い続け、結果として、さまざまなリスクや問題を抱え込んでしまっているところも少なくない。そうした開発現場の現状を打破すべく、今年8月22日(木曜日)に催されるイベントが、「今から始めるJava EE 7解説セミナー」(会場:オラクル青山センター/主催:日本オラクル)だ。ここではその概略と見どころをお伝えする。

なぜ今、Java EEなのか

 エンタープライズ開発に特化した標準Javaフレームワークが、「J2EE」の名称で世に登場した当初、大きな注目を浴びると共に爆発的に世界に広まった。しかし、年月が経つにつれて様々な用途の仕様が追加されて複雑化し、次第に実装が難しく簡単には使えない、と、開発者に評価されるようになった。そうした不満やより簡単に高い生産性でWebアプリを開発したいと言うニーズが「Struts」や「Spring」などの登場と普及につながったと言えるだろう。

 しかし今、エンタープライズJavaを巡る状況は大きく変化している。

 J2EEは1996年に「Java EE」へとその名称を変え、機能面/性能面でのドラスティックな拡張/改善が幾度も重ねられた。これにより、かつてStrutsやSpringの優位点とされてきた機能もJava EEに取り込まれ、「エンタープライズJavaの標準フレームワークは扱いが難しく、パフォーマンスが悪い」というのは「過去の話」、あるいは「単なる認識不足」へと変容しつつある。その逆に、日本で広く用いられてきた「Struts 1」は、5年ほど前から進化が止まり、開発元であるApache 財団は今年4月にそのメンテナンス終了を宣言するに至っている(※後継の「Struts 2」は後方互換が担保されていない)。

 このような状況の中で、独自のJavaフレームワークに固執し、Java EEに無関心/無頓着であり続けることは明らかに危険であり、避けるべき行為であろう。言い換えれば、今こそJava EEによってフレームワークの標準化を図り、ソフトウェア開発/運用/メンテナンス・コストの削減や開発生産性のアップ、技術リスクの低減、開発品質/アーキテクチャの均質化などを推し進める必要があるということだ。また、標準技術のJava EEを用いることで、開発者のスキルや作業品質を"世界標準"へと押し上げることが可能になるほか、開発の人的リソースを外部から調達する際の選択肢も広がり、リソース調達の作業自体が容易になるといったメリットも期待できる。

 すでに海外の開発者の多くが、こうしたJava EE活用の意義/必要性に気づきJava EEによる開発の標準化を進めている。ところが日本の場合、海外の開発者のように積極的に最新のJava EE技術を吸収しようという姿勢の人はそれほど多くはないようだ。

Java EE利活用のエッセンスを半日で

 もちろん、使い慣れたフレームワークからJava EEへの移行を進める際には、さまざまな不安も頭をもたげてくるに違いない。そうした不安や懸念を払拭する意味でも、Java EEの現状や動向を正確につかむこと――つまりは、その全体像と活用の意義/メリット、最新の動向、そして将来像をしっかりと把握することが重要となる。

 この課題解決に向けた絶好の場と言えるのが、日本オラクルが今年8月22日(木曜日)に催す「今から始めるJava EE 7解説セミナー」にほかならない。

 このセミナーは、今年6月のJava EE 7正式リリースを記念して行われる半日集中の講座だ。エンタープライズJavaの発展の歴史を踏まえながらその動向と利用価値が明快に語られるほか、世界各国で幅広く活用されているJava EE前バージョン「Java EE 6」の概要やJava EE 7へのステップアップの手法などが解説される。

 また、言うまでもなく、Java EE 7の注目の新機能を解説するセッションも機能ごとに組まれている。そのセッションで取り上げられる新機能の1つは、HTML5対応などの強化が行われたWeb開発フレームワーク「JavaServer Faces(JFS)2.2」だ。さらに、Java EE 7から初めて追加されたバッチ仕様「Batch Applications for the Java Platform (jBatch)」と、jBatchと同じくJava EE 7から追加された「Java API for WebSocket」を解説するセッションも組まれている。特に、jBatchによる「バッチ対応」と、単一TCPチャネル経由での双方向・全二重通を実現するHTML5の要素技術「WebSocket」への対応は、どちらもJava EE 7新機能の目玉として、大きく注目されているものだ。これらのサポートによって、企業システム開発におけるJava EEの適用範囲はまた新たな広がりを見せることになる。

 以上のとおり、今回のセミナーは、Java EEに関する疑問--つまりは、「なぜ今、Java EEの活用に動くべきなのか」、「そこにいかなるメリット、意義があるのか」、「従来資産の移行をどう図るのか」、さらには「Java EEの最新機能は何をもたすのか」といった疑問への答えが半日のセッションの中に凝縮されている。その聴講により、Java EEへの移行、あるいはその活用が、「移行/導入コストを補って余りあるメリットを開発現場にもたらしうる」という点が具体性を持って理解いただけるはずである。同セミナーに対しては多数の参加応募が予想されている。ご興味のある方は、是非、お早目のご登録を。

  • コメント(3件)
#1 ほえほえ   2013-12-16 01:03:45
"J2EEは1996年に「Java EE」へとその名称を変え"

1996年当時は、まだ J2EE という言葉すら
なかったんじゃないでしょうか(;´∀`)
#2 たしかに   2014-04-17 10:28:51
たしかに。
最新記事は正確。
http://builder.japan.zdnet.com/sp_oracle/weblogic/35046455/
#3 掲載は不要   2014-04-17 10:31:04
※掲載は不要
http://builder.japan.zdnet.com/sp_oracle/weblogic/35046455/2/
Typo1件あり
アプリケーソン→アプリケーション