8月1日にOracle WebLogic ServerとOracle Coherenceの新版をお披露目。“クラウド時代のアプリケーション基盤”による次世代システム像をデモで紹介

Oracle Java & Developers編集部
2013-07-26 13:20:00
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日本オラクルは8月1日、Oracle Cloud Application Foundation 12cのリリースを記念した特別セミナー「Oracle WebLogic Server 12c Forum 2013」、「Oracle Coherence 12c Forum 2013」を同日開催する。これらのセミナーでは、米国オラクルからキーマンらを招聘し、Oracle WebLogic Server、Oracle Coherenceの最新版と、それらを用いた次世代のシステム像を示すデモを披露する。Javaアプリケーション基盤にかかわる技術者、HTML5やメモリグリッドなどの最新技術を生かした新たなシステム/ビジネスの実現を模索するアーキテクトやITマネジャー、サービス企画担当者は参加必須のセミナーだ。

クラウド時代のアプリケーション基盤群「Oracle Cloud Application Foundation 12c」がいよいよ登場

 米国時間の7月11日、Oracle WebLogic ServerやOracle Coherenceを始めとするオラクルのアプリケーション基盤製品および開発製品群が一斉にバージョンアップされ、Oracle Cloud Application Foundation 12cとしてリリースされた。

 これを記念して、日本オラクルはOracle WebLogic Server 12c Forum 2013とOracle Coherence 12c Forum 2013を8月1日に同日開催。アプリケーション・サーバとメモリグリッドの最新版であるOracle WebLogic Server 12cとOracle Coherence 12c(いずれも詳細バージョンは12.1.2)の新機能がシステム開発の世界にどのような変革をもたらすのかを、具体的なデモを交えて解説する。

 今日、HTML5の中核技術であり、クライアント/サーバ間でのプッシュ配信を実現する「WebSocket」や、大規模かつ高速な共有メモリ領域を実現するメモリグリッドなどの新技術を用いて、スマート・デバイスや各種センサー機器などと連携するアプリケーション/サービスをいかに構築するかに企業IT関係者の関心が集まっている。Oracle Cloud Application Foundation 12cとは、まさにそうしたニーズに応えるべく登場したクラウド時代の新たなアプリケーション基盤であり、その具体的な活用アイデアを紹介するのが併催されるOracle WebLogic Server 12c Forum 2013とOracle Coherence 12c Forum 2013なのである。

担当バイス・プレジデントが来日し、Oracle Cloud Application Foundation 12cのビジョンを説く

 両セミナー共通の基調講演「WebLogic Server とCoherence の現在と未来、そして新たな取り組み」に登壇するのは、米国オラクルのミドルウェア・マーケティング担当バイス・プレジデント、マイク・リーマン氏だ。

 
 
基調講演に登壇する米国オラクルのマイク・リーマン氏  

 リーマン氏は、Oracle WebLogic ServerとOracle Coherenceを含むOracle Cloud Application Foundation 12cが今後、企業システムにどのような変化、いかなる価値をもたらすのか、そのビジョンと個別製品の新機能を紹介する。

 併せて、Oracle Cloud Application Foundation 12cを用いたシステムのデモも披露。Oracle Cloud Application Foundation 12cが"今、すぐ"に実現する新たなるシステム像を示す予定だ。

 基調講演に続いては、2つのトラックに分かれてOracle WebLogic Server 12c Forum 2013とOracle Coherence 12c Forum 2013のセッションがスタートする。以下に各セッションの概要を紹介しよう。

Oracle Database 12cとWebLogic Server 12cの連携強化ポイント、WebSocketの活用アイデアを紹介


Oracle Database 12cとOracle WebLogic Server 12cの連携機能について説明する米国オラクルのフランシス・ザオ氏

 Oracle WebLogic Server 12c Forum 2013でまずお聞きいただくのは、先ごろリリースされたRDBMSの最新版「Oracle Database 12c」に合わせて強化された、Oracle WebLogic Server 12cのデータベース連携に関する新機能を取り上げるセッション「WebLogic Update 1: Oracle DB 活用最前線:利用価値が向上!WebLogic-Oracle DB連携機能 」である。講演者は、米国オラクルの担当プロダクト・マネジャー、フランシス・ザオ氏だ。

 「Oracle Database 12cでは、高密度かつ柔軟なデータベース統合を実現する『マルチテナント・アーキテクチャ』やデータベース・トランザクションの信頼性を高める『Application Continuity』、データベース・アクセスの透過性を高める『Global Data Services』といった新機能が追加されましたが、WebLogic Server 12cはいち早くこれらの機能に対応します。Oracle Database 12cの機能を最大限に引き出し、信頼性や可用性、集約率の高いシステムを効率的に構築することが可能になるのです」(Oracle WebLogic Server 12c Forum 2013の企画を担当する日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部の新井庸介氏)

 両者の連携がいかなるメリットをもたらすのか、企業のアプリケーション・サーバ担当者はもちろん、データベース担当者にもお聴きいただきたいセッションだ。


Oracle WebLogic Server 12c Forum 2013の企画を担当する日本オラクルの新井庸介氏

 フランシスのセッションに続いては、新井氏と松林晶氏(同じく日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部所属)がセッション「WebLogic Update 2: HTML5技術"WebSocket"に対するWebLogicの 取りくみ」を実施。WebLogic Server 12cを利用したクライアント/サーバ・プッシュ型アプリケーションのデモを披露する。

 「WebSocketへの対応が注目を集めるWebLogic Server 12cですが、Java EE開発者の皆さんに本当に知っていただきたいのは、Oracle WebLogic Serverが単にWebSocketに対応しただけでなく、WebSocketを用いたアプリケーションを効率的に作れる付加価値機能を併せて備えるようになったことです」と新井氏。それらの機能により、具体的にどのようなアプリケーションを実現できるのか、デモを楽しみにしていただきたい。

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Oracle Coherenceの新機能「HotCache」と開発効率化の新機構を披露

 一方、Oracle Coherence 12c Forum 2013では、「バックエンドのデータベースとの連携」の領域と「メモリグリッドと連携するアプリケーション開発」の領域のそれぞれで効果を発揮するOracle Coherence 12cの新機能を紹介するかたちでセッションが実施される。

 その1つ、セッション「Coherenceメモリグリッド最前線 : サービスの在り方を変える、DB-aware HotCache」では、Oracle Coherence 12cの新機能である「HotCache」にフォーカスを当てる。同機能について、Oracle Coherence 12c Forum 2013の企画を担当する日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部の杉達也氏は次のように説明する。


Oracle Coherence 12c Forum 2013の企画を担当する日本オラクルの杉達也氏

 「HotCacheは、Oracle Coherenceによるメモリグリッドに対して、バックエンド・データベースのデータが更新された際、それを適宜、プッシュ型で反映する機能です。一般にキャッシュのようなテクニックを利用する場合、バックエンド・データベースに対して直接実行されるデータ更新で発生する"情報のズレ"への対処策は、開発の面においても運用の面においても考慮すべきことの多い課題でした。これに対する方策として、Oracle Coherence 12cではHotCacheという確立された手法が提供されるのです」

 HotCacheは、従来の典型的なキャッシュ型システムの課題を解決するだけでなく、散在する複数のデータベースからリアルタイムに更新情報を集め、必要なかたちに加工して即座に配信/共有する"情報のリアルタイム可視化"の実現も可能にする。このHotCacheの実力を、ぜひデモと技術解説でご確認いただきたい。

 もう1つのセッション「Coherenceメモリグリッド最前線 : ライフサイクル・コストを変える、スピード開発とデプロイ/運用監視の方向性」では、開発効率やデプロイ/運用効率の向上に威力を発揮する新機能が紹介される。大量の各種デバイスから情報を収集しながら自動的なアクションを行うM2M(Machine to Machine)型サービスのシステム基盤としてメモリグリッドの需要が高まりつつある今、こうした開発/運用ライフサイクルの効率化は、サービス開発をスピード化するうえで大きな意味を持つ。

 「メモリグリッド・アーキテクチャのアプリケーションには、メモリグリッド固有の開発作業や設定ファイルが必要になります。このような煩雑さは、初期のEJBにも見られたことでした。それをOracle Coherence 12cでは、アノテーションやインターセプタといったモダンな開発トレンドの手法を取り込むことで解消。また、複数ノードに対するアプリケーションのデプロイに対しても一貫した手法が提供されます。こうした改善により、メモリグリッドを用いたシステムの開発容易性と保守効率が変わるのです」(杉氏)

 これについても、当日のセッションで開発からデプロイまでの一連の流れがデモを交えて解説されるという。ぜひ、ご自身の目と耳で直接ご確認いただきたい。

 Oracle WebLogic Server 12c Forum 2013とOracle Coherence 12c Forum 2013は、Oracle Cloud Application Foundation 12cの世界同時リリースに合わせ、米国オラクルの協力を得て日本だけで特別に催されるセミナーである。いずれ世界中のIT先進企業がビジネスに活用することになる新機能の真価を、いち早く見極める絶好の機会だ。

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