
C/C++のデータ型と書式を知る:出力の書式
沖林正紀
2008-02-08 08:00:00
書式とは?
書式とは、データを入出力する際のデータの並び方をいう。JavaScriptに明るければ、{ "id" : 12345, "name" : "masanori" }のようなJSON形式を思い浮かべるかもしれない。HTMLなら、からまでで1つのWebページを示す。Content-Type : text/htmlなどのHTTPヘッダもそうだ。書式を決めておくことで、データをやり取りするプログラム同士が、同じ内容のデータなら同じように解釈できる(はずだ)。
前回の最後で、書式とデータ型とが密接に関連していると述べたが、それは書式を指定する際に、どんな種類のデータがどういう順番で並ぶのかが重要だからだ。
書式の指定が必要なとき
書式を指定する必要があるのは、データを入出力するときだ。別のプログラムとデータをやり取りするときと言い換えても良い。
すべてのプログラムを1人で自作するのであれば、書式の定義は大した問題ではないかもしれないが、実際の開発現場では、別の開発者が作成したプログラムとデータをやり取りしなければならないことも多い。そのときに書式がきちんと定義されていないと、入力されたデータの解釈に手間がかかったり、解釈の違いによってプログラムが誤動作するおそれがある。
そうしたことを防ぐために、同じデータを共有するプログラム同士で、その書式を定義しておかなくてはならないのである。
では次ページから、出力時の書式を表す記号(変換指示子)を、例を用いながら紹介しよう。
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