
C/C++のデータ型と書式を知る:基本的なデータ型
C/C++では、データを扱う時に何らかの形でデータ型を記述しなくてはならない。今回はそれについて紹介しよう。
コンピュータのプログラムが行っていることは、あるデータを入力し、別のデータを出力することだ。プログラムの開発にどんなプログラム言語を用いるとしても、コンピュータに求められる役割がデータの処理である限り、それは変わらない。
しかし、プログラム言語によってデータの扱い方は少しずつ異なってくる。C/C++では、データを扱う時に何らかの形でデータ型を記述しなくてはならない。そこで今回は、データ型と書式との関連について紹介したい。
データ型とは?
まず、そもそもなぜデータ型というものが規定されているのかを振り返っておきたい。
データ型とは、簡単に言えば、データをどのようなものとして解釈するのかということだ。あなたが本稿を閲覧するのに用いているであろう一般的なコンピュータでは、どんなデータもすべて数値の羅列で表されている。文字も画像も音楽も動画もである。
音楽や動画のプレーヤーによって対応するファイル形式が異なるのは、ファイルに保存されている数値の羅列を解釈する手段をいくつ持ち合わせているかということが関係している。また、アプリケーション開発において悩ましい問題である文字化けも、やはり数値の解釈の仕方が異なることから引き起こされるものだ。
プログラム言語におけるデータ型は、プログラム内で扱うデータを、数値の羅列からどのように解釈して得ればよいのかを規定するものだ。ただし、この解釈の部分は言語処理系が担っている部分なので、開発者はデータ型の記述さえ正しくすればプログラムは動作してくれる。そのかわり、データ型の記述が正しくないと、開発者の意図に沿わない動作をするリスクがあるところが、C/C++の難しい部分といえる。
では、C/C++における基本的な4つのデータ型を紹介しよう。
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