
C/C++の開発環境を整備:MinGWとEclipse CDT
今回から、いよいよC/C++言語によるプログラミングを始めることにしたい。そのためには、第3回で紹介した処理系や開発環境が必要になる。そこで、処理系にMinGWのGCC、開発環境にEclipse CDTを選び、インストールすることにした。インストールが環境したら、これらを用いたプログラミングをしてみよう。
MinGWのインストール
MinGW(Minimalist GNU for Windows)は、GCCをはじめとする、Windows環境でC/C++言語によるプログラミングが可能なソフトウェアを簡単にインストールできるようにしたパッケージだ。Colin Peters氏により開発され、1998年に公開が始まった。配布ライセンスはBSD, GPLである。
SourceforgeよりAutomated MinGW Installerをダウンロードし、MinGW-x.x.x.exe(x.x.xはバージョン番号)を開いてインストーラ(図1)を実行すれば、コンパイルおよび実行形式モジュール生成に必要なgccコマンドなどが利用可能になる。
インストーラ自体は約140KB程度だが、インストール時にソフトウェアがダウンロードされるため、インストール中もネットワークに接続されていなくてはならない。MinGWでは、GCC以外にJavaなどの言語のコンパイラもインストールできるが、C/C++言語に関連するものだけでも約75MBのディスク容量が必要となる。

gccコマンドの実行を確認
MinGWがインストールできたら、gccコマンドが実行できるかどうかを確認しておこう。C:\MinGWにインストールしたのであれば、C:\MinGW\bin\gcc.exeがその本体だ。エクスプローラで見るとgccという名前のアイコンになっているはずだ。
ただ、このgccアイコンをダブルクリックで開いても、ウィンドウが一瞬表示されるだけで、何が起きたのかさっぱり分からない。そこでコマンドプロンプトを開き(すべてのプログラム、アクセサリ、コマンド プロンプトの順にクリック)、gccのアイコンをそこにドラッグ&ドロップしてEnterキーを押してほしい。
図2のように「gcc.exe: no input files」と表示されれば、コマンドが実行できたことになる。このメッセージは「入力されるファイルがない」という意味で、つまりソースコードの名称が指定されていないということだ。まだプログラムを作成していないので当たり前だ。今の段階では特に気にしなくてもよい。

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