C/C++クイックスタート:言語概要

沖林正紀
2007-12-13 10:30:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 C/C++は、OSから組込み機器に至るまで、あらゆる場面で活躍しているプログラム言語だ。これらの言語を知ることは、プログラミングのみならず、コンピュータが動くしくみそのものを知ることにもつながる。なぜ誕生から数十年が経過しても使われ続けるのか、その理由を知りたいとは思わないだろうか。

C/C++の概要

 C/C++と表記されるとき、これはC言語とC++言語という別のプログラム言語を指している。ではなぜC/C++と一緒に表記されるのだろうか。それは、先にC言語が存在し、それが持つ機能を拡張したものがC++言語だからだ。ただしC++言語は、一般的にはC++と称されることがほとんどなので、本稿でもそのように表記することにしたい。

C言語の誕生

 C言語が誕生したのは1972年頃とされている。本稿執筆時点で既に30年以上が経過していることになる。本来の名称は1文字のCなのだが、それだけだと分かりにくいからか、一般的にはC言語という。

 開発したのは旧AT&T(現在はアルカテル・ルーセント)の研究開発部門であるベル研究所Dennis M. Ritchie氏だ。彼と、同じくベル研究所に所属していたBrian Kernighan氏との共著「The C Programming Language」によって紹介されたことでC言語は広まっていった。この書籍は著者のイニシャルからK&Rと呼ばれ、プログラミングの入門でほぼ必ずといってよいほど紹介される"Hello World!"もここから生まれたものだ。

 なぜCという名称になったのか、その理由は、Bという名称の言語を改良したものだからだ。ではAという名称の言語はあったのか、となるわけだが、残念ながらそうはいかず、C言語の祖先をたどると、それはALGOL(ALGOrithmic Language)ということになっている。この言語が開発されたのは1950年代の後半で、現在使われている多くのプログラム言語に影響を与えている。

 そして、Cを拡張する形でC++が登場する

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]