CRubyとJRubyでより高い互換性実現へ?

大野晋一(編集部)
2008-05-09 07:00:00
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 JavaOneでTim Bray氏とはなす機会を得た。Timによれば、「高い互換性の実現のため、複数のRuby実装の間でテストスイートを共有するという決定が行われた」とのこと。

 別の記事でも書いたとおり、現在Rubyの実装は複数存在する。こうした状況の下、互換性を保つことはRubyの普及に重要なこととなる。Timによれば、Matzや笹田氏といったRubyの首脳陣がJRubyなどRubyの実装者とIRCではなした結果、テストスイートの共有によってこれを実現しようと大筋で合意したという。

 「良いソフトウェアエンジニアリングはテスト」とTim Bray氏。「仕様よりテストスイートの方が重要だ。テストか言語の実装かバグのある方を直していけば互換性の問題は解決する」(同氏)。

 現在は大筋での合意にとどまり、具体的なところまでは決まっていないようだが、これによって高い互換性が実現するならすばらしいことだ。

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