Adobe Acrobat 9--複数コンテンツをPDFポートフォリオでまとめる

福田昌弘
2008-06-11 15:07:01
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ガイド・ナビゲーションを意識した「PDFポートフォリオ」

 Adobe Acrobat 9 ProとPro Extendedでは、複数のコンテンツを1つにまとめ、その参照順序をガイドできる「PDFポートフォリオ」という機能が提供されている。

 PDFポートフォリオで用意されているテンプレートを利用すると、既存のPDFファイルだけでなく、Word、Excel、PowerPointなどのファイルやFlashムービーを1つにまとめ、ブラウジング時のナビゲーションを指定したり、ブランドを示すロゴや問い合わせ先などを簡単に挿入できる。

 前バージョンであるAdobe Acrobat 8でも、複数のファイルを1つのPDFファイルやPDFパッケージにまとめることはできた。ただし、ファイルをまとめただけでは、その内容がわかりやすく効果的に伝えられるとはかぎらない。

 つまり、ファイルの作者やプレゼンターの意図を正しく伝えるためには、参照順序を指示したり、適切なコメントを付加したりして、読み手や受け手を適切にガイドする必要がある。

 PDFポートフォリオでは、あらかじめ用意されたテンプレートによって、複数のコンテンツを1つにまとめ、適切なガイドを付加できる。

PDFポートフォリオで実際にまとめてみよう

 PDFポートフォリオの作成時には、レイアウト、カバーシートとヘッダ、カラースキームをそれぞれ指定することで、独自のガイドが作成できる。

 このうち、レイアウトでは、iTunesのカバーフローに似た「回転」、整然とファイルを並べた「基本グリッド」、画像上にファイルを配置する「画像で」、ファイルを1つずつ並べた「行のスライド」が選択できる。

PDFポートフォリオで指定できるレイアウト PDFポートフォリオで指定できるレイアウト

 また、カバーシート、ヘッダ、カラースキームを利用して、画像、テキスト、背景色、Flashムービーなどを適切に配置することで、PDFポートフォリオを構成する複数のコンテンツに一貫したイメージを付加できる。

 そして、作成したPDFポートフォリオはAdobe Acrobat 9ファミリーの各製品で共有できる。また、PDFポートフォリオは前バージョンであるAdobe Acrobat 8でも参照できる。ただし、このときには、読み手や受け手をガイドするために設けたレイアウトやカラースキームは、いっさい表現されない。

Adobe Acrobat 8によるPDFポートフォリオの表示 Adobe Acrobat 8によるPDFポートフォリオの表示
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