カール、RIA開発環境の最新版--実行前エラー検出などを追加

田中好伸(編集部)
2010-03-15 15:54:05
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 カールは3月15日、RIA開発環境の最新版「Curl Development for Eclipse Ver. 7.0.1003」(CDE)と専用実行環境Curl RTEの最新版「Curl Ver.7.0.3」の提供を開始したことを発表した。ウェブサイトからダウンロードできる。

 最新版のCDEでは、もう一つの開発環境「Curl Pro」などの機能を強化して、実行前エラー検出機能や数多くのソースコード補完機能などを追加している。統合開発環境(IDE)の「Eclipse」のVer.3.4.2か3.5.0、3.5.1に対応している。

 実行前エラー検出では、プログラムコードを分析するCurl Program Analyzer(CPA)が追加され、コードの編集中にCurlプロジェクト内のファイルを分析して、エラーを報告する。ソースコード補完では、エディタ内の入力した特定の場所で、プロシージャやクラス、メソッド、コンストラクタシグネチャなどを説明するツールチップが自動的に起動する。また、利用可能なコード補完のドロップダウンも表示して、候補から選択できることでコーディングの生産性が向上するという。

 また最新版では、ソースコード補完の機能となるホーバー(コードの意味を説明するツールチップ)やテンプレートをユーザー独自に変換できるようになっている。独自に作成されたプロシージャやクラスなどを登録したり、共有したりできるようになり、開発体制にあわせて開発環境を構築できるようになっている。

 CDEは、Eclipseのプラグインであり、Curlを活用したCurl RIAプラットフォームでのプログラム開発環境を提供する。CDEを活用することで、既存のカール開発者に加えて、JavaやPHPなど幅広い層の開発者がスムーズにCurl開発に移行できるという。CDEとCurl RTEは無償、Curl Proは有償で提供される

 カールは、Eclipse環境での開発ニーズの高まりを受けて、2008年にEclipseプロジェクトを運営する「Eclipse Foundation」に参加、基本環境をEclipseベースに移行する戦略を発表。2008年12月にCDE日本語版の提供を開始した。

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