全ての領域でユーザビリティ改善を--アドビ、Flash Platformを説明

矢野りん
2009-07-13 16:32:01
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 アドビシステムズは、最新のFlash Platform「Adobe Flash Catalyst」と、「Adobe Flash Builder 4」「Flex 4」の機能について説明した。

 デザインと開発の橋渡しをするツールとしてのFlash Catalyst、そして「Flex Builder 3」の後継製品でコードネーム「Gumbo」で知られるFlash Builder 4の最新動向が示された。

「Flex Builder」は「Flash Builder」へ

 Flash Catalystは、デザイナーが作成したインタラクティブなレイアウトデザインを自動的にMXML言語にするツール。Photoshop CS4やIllustrator CS4といったデザインツールを使ってデザイン画面を書き出し、Catalystに読み込むことで、シームレスにインターフェースのビジュアルデザインとインタラクションデザインを作り込むことができる。

 ワークフローとしては、作成したデータをFXP形式のパッケージファイルに書き出し、Flash Builderに読み込んでサーバサイドの処理につなげる。なお、Flash CatalystFlash Builderは現在、Adobe Labsでパブリックベータとして公開されており、無償でダウンロードできる。

 同社シニア プラットフォーム エバンジェリストのEnrique Duvos氏は、「デザイナーが作る静的なデザインが、すぐにでもデプロイできるデータとして開発者に渡すことができる。これは開発の利便性はもちろんのこと、デザインの質向上にもつながるワークフローだ」と述べ、両ツールの連携によって作業工程の効率化と、アプリケーションの質向上を実現できると自信をみせた。

 Flash Catalystのデモンストレーションでは、デザイン済みのコンポーネントをステージ上に読み込む様子や、逆に制作したコンポーネントを書き出す様子を紹介。さらに、インタラクションで画面遷移が発生したタイミングで起こるトランジションの効果を、フレームアニメーションの手法で加える手順を説明した。

Photohop CS4で作成したレイアウトをFlash Catalystで読み込み、インタラクションを追加するデモ

 また、Flash Builder側にパッケージを読み込み、サーバサイドで定義されているログインのデータサービスに接続、デザイン済みのログインフォームをデプロイしつつ処理を返すまでの一連の様子を見せた。

デプロイ済みのアプリケーションをブラウザで実行している様子。レイアウトが再現されている デプロイ済みのアプリケーションをブラウザで実行している様子。レイアウトが再現されている

Flash Catalystのリリースにはあと1年を要する

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