LGPL対応で勢いづくQt 4.5--3年後に10倍規模のコミュニティ形成を目指す

海上忍
2009-06-25 19:05:01
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オープンソースコミュニティとの関係についての施策はありますか?

 佐相:5月11日に、ソースコードのリポジトリをコミュニティに開放しました。ロードマップについても、情報をオープンにしています。

 今後は世界の各地域に、計数人程度の「コミュニティー・マネージャー」を配置します。日本を含むアジア太平洋地域には、1名を割り当てる予定です。QtおよびQtを利用したアプリケーション開発を啓蒙し、盛り上げていく役割とともに、活動の成果が書籍などの形として昇華されていくことを期待しています。

最後に、builder読者にメッセージをお願いします。

 佐相:Qtを利用したアプリケーションとサービスは、今後増えるはずです。それにつれ開発コミュニティの国際化が進展することも予想されますが、言葉の壁を理由に日本の開発者の貢献を妨げないためにも、我々Qt Softwareの日本チームが存在するわけです。日本の革新的なアプリケーションおよびサービスを、ぜひQtベースで発信していただきたいと思います。

 Nokiaの戦略としても、Qtを重視しています。すべての携帯電話やサービスでQtを採用する計画ですし、実際にS40とS60はQtへの対応が進んでいます。Qtベースのアプリケーションが走る環境を増やしていくためにも、開発者の皆さんにはぜひQtを使い、成果を世界へと発信していただきたいと思います。

 Qtは、次期バージョンの4.6に向け鋭意開発中です。すでにロードマップではマルチタッチUIなど実装予定の機能を明らかにしているので、ご参照ください。

Qt 4.5を利用したOpenGLのデモ。強化された3D描画性能もQt 4.5の大きな特徴だ(画像をクリックすると拡大します) Qt 4.5を利用したOpenGLのデモ。強化された3D描画性能もQt 4.5の大きな特徴だ(画像をクリックすると拡大します)
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]